犬と暮らす
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犬が「ムキ顔」をするのはなぜ? 怒っているとは限らない理由や犬の心理を解説
でも実は、その表情には複雑な犬の気持ちが隠れていることも。今回は犬がムキ顔をする理由や背景にある心理について、飼い主として知っておきたい注意点や接し方のヒントも含めて、いぬのきもち獣医師相談室の原先生が解説します。
「ムキ顔」は怒りだけじゃない?犬の本当の気持ち
中には、相手に自分の感情をわかりやすく伝えようとしているだけのこともあります。
例えば、おもちゃを取られたくないときや、自分のテリトリーに誰かが入ってきたとき、緊張や不安を感じたときなどもムキ顔をすることが。
また、「困惑」といった感情をムキ顔で表す犬もいます。この場合は、表情に怒りのような強さがあっても、実際には攻撃するつもりはないことも。
ムキ顔に見えて「笑っている」こともある?
口角を上げ、歯を見せる表情が一見怒っているようにも見えますが、しっぽを振っていたり体がリラックスしていたりする場合は、喜びや甘えのサインであることもあります。
特に、飼い主さんに構ってほしいときや遊びに誘っているときなどに、明るいムキ顔をする犬もいます。犬種や個体差にもよりますが、これはいわゆる“スマイル”のようなもの。表情だけで判断せず、体全体の動きや状況から犬の気持ちを読み取ることが大切です。
ムキ顔を見せるときに注意すべきケース
①体が硬直している
②しっぽが下がっている、またはピンと立って動かない
③唸り声や低い声を発している
④目を細めたり、視線をそらさずにじっと見ている
このような様子が見られる場合は、犬の警告サインと受け止め、無理に接触したり触れたりしないようにしましょう。特に、子どもがいる家庭では注意が必要です。犬の「いやだよ」のサインを見逃さず、落ち着くまでそっとしておくことが大切です。
飼い主ができるサポートとは?
例えば、以下のようなポイントを確認してみてください。
①過度なスキンシップやしつこく構いすぎていないか
②食事中やおもちゃ遊び中に不用意に手を出していないか
③安心できる寝床や逃げ場所があるか
④家族以外の来客や音などに過敏に反応していないか
必要に応じて、犬の行動に詳しい専門家や獣医師に相談するのも良い方法です。
愛犬からのサインをくみ取って
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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