愛犬がいつもと違うしぐさをしていたり、静かにしていたり…それはもしかすると体調不良のサインかもしれません。犬は言葉で不調を訴えることができないため、しぐさや様子からちょっとした変化にいち早く気づくことが大切です。
ここでは、犬が調子を崩したときに見せやすいサインを行動別に、見逃さないようにしたいポイントもあわせて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本先生が解説します。
①動きたがらない・寝てばかりいる
普段は活発な愛犬が急に動かなくなったり、いつもより長く寝ていたりする場合は、体力の低下のほかに、体のどこかに痛みや不快感があると考えられます。年齢や気温の変化も関係することがありますが、遊びやお散歩に誘っても無反応で明らかにいつもより元気がないと感じるときは、早めに動物病院を受診しましょう。
②食欲がない・水を飲まない
犬がごはんを残したり、水を飲まなかったりする場合は、内臓に何らかの異常が起きている可能性があります。特にまったく食べない状態が1日以上続くときは要注意です。熱中症や胃腸炎、歯の痛み、さらには命に関わる病気の可能性もあるため、早めに動物病院を受診しましょう。
③呼んでも反応が薄い・視線を合わせない
普段ならすぐに寄ってくるコが呼びかけに反応しなかったり、アイコンタクトを避けるような行動をとっている場合は、精神的に不安を感じているか、どこかに痛みがあって集中できない状態かもしれません。環境の変化やストレスも関係しますが、まずは身体的な原因を疑って早めに受診しましょう。
④体を触られるのを嫌がる・震える
いつもは喜んで撫でられる場所を触ろうとすると逃げたり、触れた瞬間にビクッとしたり、震えが見られる、特定の部位をかばっている場合は、その場所に痛みを感じている可能性があります。
⑤急に甘えたがる・離れたがる
犬が急にべったり甘えてきたり、逆にひとりになりたがるような場合も体調の変化やストレスのサインであることがあります。甘えが強くなるのは不安からくる行動、離れたがるのは周囲に触れられたくない心理の表れかもしれません。普段と違う行動の背景には、犬なりの理由があることを理解しておきましょう。
見逃さないために飼い主ができること
日々のスキンシップや観察を通して、愛犬の「いつも」と「ちょっと違う」を感じ取ることが大切です。些細な変化に気づけるよう、生活リズムや行動パターンを把握しておきましょう。また、気になるサインが見られたときには、自己判断せずに獣医師に相談するようにしましょう。
監修/いぬ・ねこのきもち獣医師相談室
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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