犬と暮らす
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犬が前足で「ちょいちょい」してくるのはなぜ? 犬の気持ちや要求について解説
今回は、犬が前足で軽く触れてくる理由や、そのときの気持ち、飼い主さんが取るべき対応などについて、いぬのきもち獣医師相談室の岡本先生に伺いました。
ちょいちょい行動の多くは「要求サイン」?
たとえば、
①かまってほしい・遊んでほしい
②ごはんやおやつが欲しい
③外に出たい、トイレに行きたい
④撫でてほしい・甘えたい
などの理由が挙げられます。
このような行動は、飼い主さんとのコミュニケーションの中で覚えた“意思表示”のひとつとされています。過去に「ちょいちょいしたら応えてくれた」という成功体験があると、犬はその行動を繰り返すようになる場合があります。
すべてが要求とは限らないケースも
たとえば、
・ただ近くにいることを確認したい
・眠いけど安心したいからそっと触れた
・前足を動かした際にたまたま当たった
といったケースもあります。
特に、静かで落ち着いた様子で触れてくる場合や、1回きりで終わるようなちょいちょいは、必ずしも何かを求めているとは限らないこともあるため、犬の表情や全体の雰囲気もあわせて観察することが大切です。
注意したいのは「不安」や「ストレス」から来る行動
たとえば、
・雷や大きな音がして怖がっているとき
・体調がすぐれず、不安を感じているとき
・知らない来客に緊張しているとき
などは、飼い主さんに助けを求めるように触れてくることも。
このような場合には、無理にかまうのではなく、まずは犬の安心できる環境を整えることが優先です。
また、ちょいちょいが頻繁で執拗な場合や、他の異変(震える、鳴き続ける、食欲がないなど)がある場合は、体調不良の可能性もあるため、動物病院に相談するようにしましょう。
飼い主さんができる対応と心がけ
①明確な要求がある場合は応えてもOK(トイレ掃除など)
②甘えや遊びの要求は、メリハリをつけて対応
③要求が過剰にならないよう、必要以上に反応しすぎない
④不安やストレスが原因なら、落ち着かせる工夫をする
ちょいちょい行動は、犬が飼い主さんとの関係の中で覚えた“会話のひとつ”とも言えます。気持ちに寄り添いつつも、愛犬が不安にならず過ごせる距離感を大切にしましょう。
文/いぬのきもちWeb編集室
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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