甘えたいのかな?かまって欲しいのかな?など、愛犬の気持ちを想像することは、飼い主さんにとって楽しみのひとつでもありますよね。今回は、愛犬との良い関係作りに役立つ、3つのしぐさをご紹介します。どれも飼い主さんのことが大好きだからこそみせるしぐさなんですよ♡
ピトピト♡落ち着くよ
愛犬が背中やわき腹、お尻や頭などをくっつけてくることってありますよね。犬はもともと群れで生活していたため、誰かに寄り添うのが大好き。飼い主さんにピトっとくっつくだけで安心して落ち着くことができるのです。
飼い主さんの接し方は?
飼い主さんの邪魔をしないで落ち着いて寄り添っているのであれば、そのままでOK。優しくなでてあげてもいいでしょう。しかし、愛情表現とはいえ、ひっきりなしにくっついているのは分離不安という心の病気の可能性も。ずっと一緒にいると分離不安になりやすくなるので、1日数時間は離れて過ごす時間を作りましょう。
ペロペロ♡あなたが好きです
ペロペロなめるしぐさは、好きな人に会ったときや、何かおねだりしたいときによくします。野生時代、自分で食事を確保できない子犬は、お腹がすくと母犬の鼻先をなめて食べ物をねだっていました。その名残で、食べ物がほしいときや甘えたい気持ちになると、ペロペロなめるのです。このように、ペロペロするのは本能からの行動ではありますが、大好きな飼い主さんに喜んで飛びつき、顔をペロペロなめることで愛情を表現しているのですね。
ペロペロは降参の気持ちでもある?
ブラッシングなどのお手入れ中に、飼い主さんの手をなめることがあります。実はこれは、降参の気持ちでもあるのです。「どうにでもして〜」と、信頼している飼い主さんに身を任せているのでしょう。
どちらにしろ、ペロペロするしぐさは、大好きな飼い主さんに甘えたいときや信頼しているときにするのですね。
フリフリ♡遊ぼう遊ぼう!
前足を伸ばしてお尻を高くつき出し、状態を低くしたポーズで、軽く吠えたり腰やしっぽをフリフリしたりするしぐさがあります。
この姿勢は通称「プレイバウ」といって、飼い主さんやほかの犬を遊びに誘っているときにみられるしぐさです。この姿勢のまま走り回ったり、突進してきたりもするんですよ。
遊んでいる最中にフセをする?
テンション高くプレイバウをする愛犬が、遊んでいる最中にお腹を床につけて「フセ」の姿勢をすることってありませんか?これは、「自分は疲れたからみんなも落ち着いて〜」というメッセージを伝えるためなのです。
大好きな飼い主さんに寄り添うことでリラックスしたり、ペロペロなめて愛情を表現をしたり、かまってほしくてフリフリとしっぽを動かしたりと、愛犬の動きや表情から「大好き」のきもちを読み取ることができるのですね。愛犬からの大好きを感じで、幸せなひとときを過ごしてくださいね。
参考/「いぬのきもち」2016年5月号『ブンブン、ホリホリ、ブルブル……よく見るしぐさの意味って?"動き″でわかる犬の気持ち』(監修:しつけ教室DOGLY代表 日本動物病院協会認定家庭犬インストラクター 荒井隆嘉先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。