犬と暮らす
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犬の「血液検査」「レントゲン検査」「尿検査」の内容・わかる異常
今回は、これらの検査の内容と検査でわかる体の異常について、獣医師の上条圭司先生にお話を伺いました。
血液検査
検査内容
血球検査(CBC検査)と生化学検査の2つがあり、血球検査は、赤血球、白血球、血小板の大きさや数を検査し、貧血や炎症、感染などを調べます。生化学検査では、肝臓や腎臓など内臓の数値の異常を確認します。
血液検査でわかる異常
- 貧血があるか
- 体内に炎症があるか
- 肝臓や腎臓の疾患の可能性
- 糖尿病の可能性 など
レントゲン検査
検査内容
あおむけと体を横たえた状態(右側を下、左側を下)の2方向3枚を撮影し、胸部と腹部の内側の様子を見ます。臓器の大きさや位置、画像の色合いなどから炎症や腫瘍の有無などがわかります。また、骨の変化も確認でき、シニア犬では変形性膝関節症が見つかることもあります。
レントゲン検査でわかる異常
- 心臓や肺の異常から心肥大や肺炎
- 気管の太さの異常から気管虚脱
- 臓器の腫瘍
- 背骨の異常から変形性脊椎症
- 腎臓や膀胱内の結石 など
尿検査
検査内容
尿試験紙を用いてpHなどを調べる検査、機械で遠心分離して尿の成分を顕微鏡で観察する検査、尿比重を測る検査などがあります。泌尿器の疾患だけでなく、脱水や糖尿病など全身の状態を把握することができます。また、腎臓の異変は、血液検査よりも早い段階で尿検査にあらわれるといわれています。
尿検査でわかる異常
- 腎臓の疾患
- 糖尿病
- 膀胱炎や尿路結石などの泌尿器系の疾患 など
参考/「いぬのきもち」2025年11月号『やっぱり大切!健康診断でまさかの病気が見つかりました』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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