おしゃれなインテリアとしても人気のある「観葉植物」ですが、犬が間違って食べると中毒を起こす危険があるのをご存知ですか?犬と暮らしていて、お部屋に観葉植物を置く際には注意が必要です。犬に危険な4つの観葉植物をご紹介します。
犬に危険な観葉植物①ポトス
ポトスは定番の観葉植物として人気がありますが、犬が遊んだり食べることで、口の中の腫れや皮膚炎などを引き起こす可能性があります。
犬に危険な観葉植物②ポインセチア
ポインセチアといえばクリスマスのシーズンが近づくと、店舗のディスプレイなどでもよく見かける真っ赤なお花と葉の緑の色合いが特徴の植物です。犬が誤食すると、口の中の痛みや嘔吐、下痢、けいれんなどを起こす可能性があるので、置き場所には気をつけましょう。
犬に危険な観葉植物③アロエ
アロエはギザギザした葉が特徴の多肉植物ですが、犬が誤食すると体温低下や下痢などを起こす可能性があります。
犬に危険な観葉植物④シクラメン
シクラメンといえば冬の鉢植えの花として人気のある植物です。しかし、犬がシクラメンによって中毒を起こすと、下痢や嘔吐の症状や場合によっては死亡することもあるので注意が必要です。
室内に観葉植物を置く際の注意点
犬と暮らしている方が室内に置く観葉植物を選ぶ際には、犬が中毒を起こす危険がない植物であるかどうかをチェックしてから購入することをおすすめします。
一番安全なのは「犬に危険な観葉植物は室内に置かないこと」ですが、犬がお留守番中などにいたずらしない場所や犬が入れない部屋に置くなどの対策をすると安心です。
もし危険な観葉植物を食べてしまった場合は、いつ、どんな植物をどれくらい食べたのか、どんな症状が出ているのかを、かかりつけの動物病院に相談するとよいでしょう。
今回ご紹介した4つの観葉植物は、お花屋さんや園芸店だけでなくホームセンター、雑貨店などでも売られているよく見かける植物です。これからお部屋に観葉植物を飾ろうとしている方は参考にしてくださいね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿いただいたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください