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家の中は犬にとって本当に安全? 犬と暮らす「危険なインテリア」
飼い主さんにとって暮らしやすい家が、犬にとっても同じかというと……そうではないかもしれません。
内装などにもこだわりたいという人もいるかもしれませんが、じつは犬にとって危険なインテリアもあるのです。いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
内装などにもこだわりたいという人もいるかもしれませんが、じつは犬にとって危険なインテリアもあるのです。いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
室内犬にとって危険なインテリア
室内で暮らす犬にとってよくないインテリアには、以下のようなものが挙げられます。
①観葉植物
犬が下記のような観葉植物を口にするのは大変危険です。体に異変が起こることがあります。
- ポトス(口の中の腫れや皮膚炎など)
- ポインセチア(口の中の痛み、嘔吐、下痢、けいれんなど)
- アロエ(体温低下、下痢など)
②アロマなどのエッセンシャルオイル
アロマなどのエッセンシャルオイルを犬が口にすると、嘔吐などの中毒例が多く報告されています。
③高さのあるソファやベッド
高さのあるソファやベッドなどは、犬が飛び乗ったり、飛び降りたりするときに足や腰への負担がかかる恐れがあります。
超小型犬で飛び降りたときに着地に失敗し、骨折した例もあります。
超小型犬で飛び降りたときに着地に失敗し、骨折した例もあります。
④滑る床
滑りやすいツルツルした床は、犬が歩く際に滑って足腰に負担がかかったり、転んでけがをしたりする恐れがあります。
このほかにも、誤飲や誤食の恐れのあるもの(犬に与えてはいけない食べ物やたばこなど)が置いてあったりする場合も注意が必要です。
愛犬が室内で安全・快適に暮らすための工夫は…
基本的には、「犬が口にしてしまったら困るものは置かない、出しっぱなしにしない」のが大切です。
どうしても置かなければいけない場合は、犬が入れない部屋に置いたり、届かない場所に置くなどの工夫が必要です。
また、高さのある家具に関してはスロープをつけるなど、上り下りの負担を少なくしてあげたり、滑る床には滑らないシートやマットを床に敷くのが効果的で、愛犬も快適に歩きやすくなるでしょう。
どうしても置かなければいけない場合は、犬が入れない部屋に置いたり、届かない場所に置くなどの工夫が必要です。
また、高さのある家具に関してはスロープをつけるなど、上り下りの負担を少なくしてあげたり、滑る床には滑らないシートやマットを床に敷くのが効果的で、愛犬も快適に歩きやすくなるでしょう。
愛犬が安全で快適に過ごせるよう、飼い主さんは今一度家の中を確認してみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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