犬が好き
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生後約2カ月で迎えた野犬の子犬。「ハロ」という名前の通り、家族を優しく照らしてくれる存在に!
譲渡会でハロちゃんと出会い、運命を感じた
そんなハロちゃんたちを愛知県のある保護団体が施設から引き出すことになり、飛行機に乗って愛知県までやってきたのだそうです。
その後、保護団体が開催している譲渡会に参加したハロちゃんですが、そこで飼い主さんと出会うことに。
「推定生後2カ月のハロと入り口で目が合い、家族に迎えることを即決しました。ビビビ!な出会いでした。
太陽のまわりに虹のような光の輪がかかっている『ハロ現象』のように、優しく美しい光を放つようにと、このコに『ハロ(halo)』と名付けました」
とっても素直だけれど、ビビリな面も
「我が家に来て数週間で、私たちが寝る時間にハロの耳元で『おやすみ♡』と言うと、ハロは自分からケージの中に入ってコテンッと寝てくれるようになりました。小さいときから本当に聞き分けの良いコです」
自動車や自転車など、音が出るものを前にすると怖くて体が震えてしまうそうで、お散歩はまだうまくできないと飼い主さんはいいます。
「元野犬には珍しいことではないと聞きますが、お散歩が苦手なワンコは初めてだったので、少し戸惑いました。今は自宅の庭で思いっきり遊んだりして、ハロのペースで徐々に外に慣れていっています」
ハロちゃんは、家族を優しく照らしてくれる存在に
そんなハロちゃんの成長について、飼い主さんは「家族を優しく照らしてくれる、とても魅力的な女のコに成長している」と話していました。
飼い主さん:
「お母さんやきょうだい犬とは離れてしまったし、人の言い方では“保護”となりますが、これが野犬として暮らしていたハロにとって本当に幸せなことだったのかは、正直わかりません。
ですが、保護されたその先が殺処分になる可能性があるのだったら、1匹でもその尊い命を救いたい。次に迎えるコはそういったカタチで…と、ずっと前から決めていました」
「そして、縁あって出会えたハロには、愛情いっぱいの中で私たちと一緒に毎日楽しく過ごしてほしいと願っています。家族みんな、ハロが可愛くて愛おしくてたまりません」
取材・文/雨宮カイ
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