犬が好き
UP DATE
雷の音にガクガク!犬が大きな音を怖がる理由、対処法を獣医師に聞いた

雷が鳴り、怖がる姿を見せているポチャちゃん(撮影時6才)。この日は強い雷雨が発生し、家が停電になってしまうほどの天候だったとか。
ポチャちゃんは雷の音が聞こえるとすぐにローテーブルの下に隠れ、心配そうに飼い主さんを見つめて耐えていたそうです。
飼い主さんによると「雷などをこわがるときの対応は、実は対処できず困っています。寄り添ってあげたいのですが、ローテーブルから出て来ないので撫でてあげることもできず……」とのこと。心配ながらもポチャちゃんの様子を見守っているようです。
普段から雷を怖がるポチャちゃん

飼い主さん:
「雷が鳴ると、毎回ローテーブルの下に隠れます。花火が打ちあがったり、大きな声を出されたりしたときも同じような行動をするので、大きな音が苦手なのかなと思っています」
「屋根のあるところなら安心できる!」と思い、ローテーブルの下に隠れているのではないかと飼い主さんは推測しているそうです。そんなポチャちゃんについて、「危険察知能力が高いと思います」とも話してくれました。
【獣医師解説】どうして雷の音を怖がるの?

――雷の音を聞いたポチャちゃんは、慌ててローテーブルの下に隠れたようです。犬が雷などの大きな音を怖がるのはなぜでしょうか?
岡本先生:
「人よりも音に敏感で聞き取れる音域も広いので、本能的に大きな音が怖いのだと思います。雷がもたらす体に響く振動も、警戒心を抱く要因になっているのでしょう」
――愛犬が怯えているとき、どのように寄り添ってあげるとよいでしょうか?
岡本先生:
「まずは飼い主さん自身が落ち着き、愛犬にいつもと変わらない様子を見せると安心せさやすいと思います。また避難場所として、ふだんからクレートに慣らしておくことをおすすめします」
これからも素敵な飼い主さんと笑顔あふれる日々を送ってくださいね!
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/柏田ゆき
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
UP DATE