犬が好き
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「子犬期ならでは」の可愛さもあるけど、困りごとも…獣医師が対策を解説!
子犬期ならではの「可愛いエピソード」は?
その結果、次のようなエピソードが寄せられました。
甘えん坊なところや、子犬らしい声で鳴くところ!
- 「甘えて上目遣いで見たり、遊んであげないと足にまとわりついたりする」
- 「甘えた声や目をするのがたまらない」
- 「鳴き声がまだ子犬らしくてかわいい」
寝姿が可愛い!
- 「お腹を出して寝ている姿」
- 「すぐ疲れて寝てしまうところ。寝顔が本当に天使!子犬だからか眠りも深いことが多くて、寝相観察もたまらなかったです♡」
元気いっぱいなところ!
- 「走って転げて走って転げてめちゃ可愛い♡全て可愛いかったです」
- 「元気いっぱいなところです。ゴハンがきたら元気一杯飛んでアピール、遊んでる時も元気元気」
- 「ゴハンの時間の時に、『早く食べたい!食べたい!』というように、ジャンプや、手を招いて欲しがっていたところです」
急にスイッチが入ったり切れたりするところ!
- 「遊びながら寝ちゃう」
- 「時々スイッチが入ったように家中ズドドド〜と駆け回り、スイッチが切れたかのようにピタッと終了させる様子には、思い返しても笑えてくる。今もたま〜に急に走り出すが、すぐにやめてしまう」
- 「無邪気。ぜんまい仕かけのぬいぐるみかというくらい、どこにでも寝落ち」
- 「全力で遊んでいて、ほんの少し目を離したら、おもちゃをくわえたまま爆睡していた」
- 「さっきまで遊んでたと思ったら、コテっと寝てしまうところ」
初めてのことに触れる姿、できなかったことができるようになる姿!
- 「初めて聞いた音に対して、首を傾げたりするのが可愛かった」
- 「今、4カ月でワクチンが完了していないので、抱っこ散歩をしています。家ではやんちゃなのに、外に出ると急におとなしくなって、周りをキョロキョロ、たまに飼い主の顔を上目遣いで見て、また周りをキョロキョロ。それがたまらなく可愛いです」
- 「できなかったことができるようになっていくこと。お散歩で飛び越えられなかった所が越えられた、怖かった電車、踏切が平気になったなど」
自分よりも大きなおもちゃで遊ぶ姿!
- 「本人に対して大きすぎるオモチャのロープを必死にガジガジしていた時」
- 「自分の体より大きなボールで遊んだり、おもしろい形で寝ていたり…たくさんありすぎ」
- 「やっぱり小さくて、おもちゃで遊ぶ姿が可愛いです。なんでも振り回してみたり自分より大きな物でも振り回して遊ぼうとしたりします」
子犬期ならではの「困ったエピソード」は?
いろんなものを噛んでしまう
- 「あらゆるところを噛み家を破壊」
- 「あらゆるものの綿を取り出してしまう」
- 「リモコンでも携帯でも、手の届くところにうっかり置いてしまうと、なんでも噛んでしまう」
- 「歯が痒いのか色んなものをガジガジ噛んでしまい、家具の端っこがボロボロになったけど、可愛いから許しました」
- 「噛みつきが凄くていつも注意してるけど、なかなかなおらない」
- 「甘噛みがひどく、手も足も傷だらけになった」
いろんなものを食べてしまう
- 「よくいろんなものを食べてしまい困った。病院へ行って薬を飲ませて吐かせた」
- 「食糞。拾い食い。おしゃぶりをして噛み切ったものを飲み込んでしまう。とにかく飲み込まない、食べないようにするのが大変でした。飲み込み防止にボタン、チャック、タグのないものを身近に置きました」
- 「拾い食いが酷く、蝉を口に入れてしまった時は泣きながら取り出しました」
- 「砂浜の砂を食べたり、小石を食べたりしてウンチから出てきた」
トイレを覚えるのが大変
- 「トイレの場所を教えること」
- 「オシッコをする場所がなかなか覚えられない」
- 「おしっこシートをグシャグシャ。トイレ問題に直面した時、シートを色々な所に置き覚えてもらいたかったのですが、オモチャだと思うのかすぐに破られ、片付けては出しての繰り返しでした」
- 「トイレトレーニングが終わるまでのお粗相が大変でした」
【獣医師解説】子犬期ならではの困りごととの向き合い方について
ここからは、「噛み癖」「なんでも食べてしまうこと」「トイレのしつけ(粗相)」に関する飼い主さんへのアドバイスについて、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
噛み癖について
「甘噛みは犬の本能です。犬は歯が抜けて生え変わるまでの年齢は、いろいろなものに噛みつきたいという本能が強まります。
この頃に何かを噛むと噛む習慣がつき、その後も同じものを噛み続けようとしますが、この時期に噛んだことがないものに関しては噛みつき欲求も弱まっていくために、噛もうとしなくなります。
甘噛みをさせないためには、将来噛む習慣が残ってもいいものを与えて噛ませ、噛んではいけないものは噛ませないようにすることが大切です。
そして、愛犬に甘噛みをされたら『あ!』と声を出し、そのすきに愛犬から離れ、部屋を出ましょう。愛犬としては『噛むと大好きな飼い主さんがいなくなる』と覚え、噛みにくくなります」
なんでも食べてしまうことについて
「子犬は興味からなんでも口に入れて、物を確認しがちです。それを防ぐためには、口に入れてしまうもの・危ないものは子犬の周りに置かないことを徹底しましょう。
また、散歩中に拾い食いをしてしまわないように、アイコンタクトを覚えさせておきましょう。
愛犬が気にしそうなものが落ちていたら、アイコンタクトをしながら通過すると拾い食いを防ぐことができます」
トイレのしつけ(粗相)について
「トイレのしつけは、子犬を迎え入れたその日から失敗をさせないように、トイレの習慣を作ることが大切です。
子犬は『睡眠→トイレ→食べる・遊ぶ』の生活リズムを持っているので、そのリズムをサポートするようにトイレの練習をすれば、トイレの習慣をつけることができます。
この生活リズムの『トイレ』のときに愛犬をクレートから出し、トイレサークルの中に犬を抱きいれ、犬が排泄したら褒めてあげましょう」
ぜひ、飼い主さんは意識して対応してみてくださいね!
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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