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犬が家の中のどこかに「隠れる」ときの心理とは? 獣医師が解説
愛犬が家の中のどこかに「隠れている」と感じたことがある?
実際に愛犬がどんなところに隠れていたのか、飼い主さんたちからは次のようなエピソードが寄せられています。
- 「ソファと壁の間の隙間。テーブルの下(死角)」
- 「いないと思ったら、ベッドの下や洗濯物に紛れてました」
- 「ソファの下にもぐって、ほふく前進してました。最後は出られなくなりました」
- 「ダイニングの長椅子の下に隠れていることがあります」
- 「食事をしていると、なぜか洗面所に行ってジッとこっちを見てる。で、呼ぶと嬉しそうに走り寄ってきます(笑)」
- 「押入に入って巣作りしてました(笑)」
イタズラや粗相をして隠れるコも
- 「悪さをして怒られると思ったのか椅子の下に隠れてました」
- 「靴下や服をgetして、誰かがそれを見付けると、素早くソファや椅子の下に隠れて様子を伺う」
- 「何かいたずらをしに来た時は、机の下などに気配を消して隠れてる」
- 「オシッコを失敗した時、ソファの後ろに隠れていた」
何か嫌なことがあると隠れる
- 「雷を怖がって、いつもは行かない主人の部屋の隅にいたりします」
- 「シャンプーするために支度を始めると、階段下やソファの裏に身を張り付けている」
- 「テレワークで旦那が家で仕事をするようになり、ちょっと嫌な事があると、旦那の机の下で足元に隠れるようになった」
- 「散歩が嫌いだから、ハーネスを見せると机の下に隠れてしまう」
- 「掃除機をかけると机の下に隠れる」
- 「ブラッシングをしようとすると、テーブルの影に隠れて、こちらを伺ってます」
- 「お出かけをする時、姿が見えなくなったと思ったら、ソファの下やリビングのワゴンの下に伏せをして隠れます。置いて行かれると思うのか、お留守番だと分かると隠れてます」
飼い主さんの反応が楽しくて隠れている?
- 「カーテンの向こう側に行き動かない。あそこにいるなとわかっているが『○○(名前)がいない』と悲しそうな声で言うと、得意気な顔で出てくる」
- 「全然バレバレなのですが、テーブルの下に入って私が『あれ~居ないな~どこどこ?』と探すフリをすると、へッへッと嬉しそうに出てきます」
【獣医師解説】犬が家のどこかに隠れるときの心理は?
今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。
「たとえば…
- 遊んでいる
- 逃げたい
- ひとりでゆっくりしたい
- 落ち着くから好き
犬の隠れ方で注意したいものは?
「隠れ場所というのはあまり関係ないでしょう。隠れ方でいうと、犬がビクビクしていたり、警戒している様子であれば、何かから逃げたい気持ちであることが予想されます」
「逃げたい気持ちになったのは何であったか思い返してみてください。それが取り除けるのであれば取り除き、気持ちが落ち着くまでそっとしてあげるとよいと思います。
意外と飼い主さん自身のいつもと違った行動や声質、雰囲気であることがありますので、自身を振り返ることも大切です」
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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