寂しいことなんてひとつもない！　誕生日は嬉しい日｜連載「こぐま犬てんすけ」vol.148

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年齢を重ねることを寂しがっていたら…

こんにちは、スズメ天狗。です。
先日、てんすけが8回目の誕生日を迎えました。

その前の日にちょっと肉球が赤くなっていたので病院へ連れていき、診察してもらったのですが、その時に明日が誕生日だという話題になりました。

子犬の頃から診てもらっている病院の先生なので、早いですねとしみじみ。

てんすけが年齢を重ねるということはお別れの時がまた一歩近づいてしまったと考えてしまって、少し自虐的に「もう8歳になっちゃったんですよ」と苦笑いを交えながら寂しげに言いました。

すると、先生が
「何言ってるの。8歳を迎えられない子もいるのに、健康で大きな病気もせず、無事に8歳になった今を喜びましょうよ」
と、笑いながら諭してくれました。

そして、てんすけをくしゃくしゃに撫でながら
「元気で8歳になれて良かったね、おめでとう」と言ってくれたのです。

先生のことがすきなてんすけは、「？」と思いつつも喜んでおやつをもらっていました。

…そうですよね！
つい寂しいことばかりを考えてしまいましたが、今目の前にいるてんすけは元気いっぱい。
これからも楽しい経験をたくさんさせてあげられる！
だったら思い切りお祝いしてあげなくちゃ。

それを教えてもらいました。

コップに水が半分入っているのを見て、
「もう半分になってしまった」と「まだ半分もある」と思う人で、
物事の見方が大きく違うという話がありますが、
私も前向きに考えられるようにしないといけないですね。

てんすけよりも年上で元気いっぱいの子たちがたくさんいます。
その元気さを見習って、精一杯元気＆楽しんで過ごしてもらおうと思います。

9回目の誕生日も幸せに過ごせますように。