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すべての命を大切にして守っていくことが「チームうーにゃん」の信条

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ここでは、犬と、犬を取り巻く社会がもっと幸せで素敵なものになるように活動している方々をレポートします。

今回は、不遇な状況に置かれた動物をレスキューする「チームうーにゃん」を結成した画家・絵本作家のうささんの活動について紹介します。

人間も動物も命あるものはみんな平等に尊い存在

動物をレスキューする「チームうーにゃん」代表のうささん。画家、絵本作家、劇作家。「命の尊さ」をテーマにした絵本は、数々の賞を受賞。災害時のペット救出や飼育放棄された犬の保護・譲渡活動など、多岐にわたる活動を展開
動物をレスキューする「チームうーにゃん」代表のうささん。画家、絵本作家、劇作家。「命の尊さ」をテーマにした絵本は、数々の賞を受賞。災害時のペット救出や飼育放棄された犬の保護・譲渡活動など、多岐にわたる活動を展開
画家・絵本作家として活躍するうささんは、動物をレスキューする「チームうーにゃん」の代表として、数多くの動物たちを救う活動をしています。活動範囲は全国に及び、災害時のペットの捜索や救助、飼い主さんから飼育放棄された動物たちの保護、譲渡などを、スタッフと力を合わせて行っています。

「私の活動は多岐にわたっているので『一体何をやっている人なの?』とよく言われてしまうのですが(笑)、活動の根っこはみんなつながっているんです。それは、人間も動物も命あるものはみんな平等に尊い存在だということ。人間だけが頂点に立つのではなく、生き物すべての命を大切にして守っていくこと、これが全活動を通して私が目指していることなんです」とうささんは語ります。
千葉県にある「チームうーにゃん」のシェルターにて。左はメンバーの上原裕之さん、右はうささん。3頭の保護犬とともに
千葉県にある「チームうーにゃん」のシェルターにて。左はメンバーの上原裕之さん、右はうささん。3頭の保護犬とともに

運命を変えた東日本大震災でのボランティア体験

熊本地震のとき、崩れた家の中に長期間閉じこめられた犬を救出。このときの活動がきっかけで「チームうーにゃん」が誕生
熊本地震のとき、崩れた家の中に長期間閉じこめられた犬を救出。このときの活動がきっかけで「チームうーにゃん」が誕生
幼少のころから動物愛護の気持ちが芽生えていたという、うささんがその道に本格的に進むきっかけとなったのが、2011年に起こった未曾有の東日本大震災でした。
当時、うささんは絵本作家として賞も獲得し、国内外で活躍していました。そんな中、テレビの報道で被災された人々が苦しむ様子を見て、いても立ってもいられなくなり、単独でボランティアとして出向くことを決意。
うささんは、災害時の愛犬との同室避難の必要性についての講演を全国で行っています
うささんは、災害時の愛犬との同室避難の必要性についての講演を全国で行っています
「震災後数カ月がたったころ、寝袋ひとつ持って電車や振り替えバスなどを乗り継いで現地まで行ったんです」と話すうささん。

おもに宮城県の沿岸部を回り、支援物資を被災者の方に直接届け、助けを求めている人がいないか確認するため被災地をひたすら歩きました。そして、被災された方ひとりひとりに寄り添い、その話に耳を傾けるうちに、『最愛の家族だった犬や猫を震災で亡くしたけれど、その悲しみをほかの人に話せないのがつらい』という話を聞くようになったそうです。

「これは、地震や津波によって大変な数の人命が失われたなか、『ペットを亡くして悲しい』とはなかなか言い出せない気持ちがあったからだと思います。犬や猫だってかけがえのない家族と同じ。その悲しみを少しでも癒すために何かできないだろうかと考えたんです」
今年、東京・銀座の創英ギャラリーで個展も開催。売り上げは活動資金に
今年、東京・銀座の創英ギャラリーで個展も開催。売り上げは活動資金に
次回はより具体的になっていく、うささんの活動についてレポートします。
※保護犬の情報は2022年8月2日現在のものです。
出典/「いぬのきもち」2022年10月号『犬のために何ができるのだろうか』
写真/田尻光久
写真提供/チームうーにゃん
取材・文/袴 もな
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