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福ちゃんの成長【穴澤賢の犬のはなし】

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福ちゃんの成長

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わが家のやんちゃ坊主&破壊王である福助にも、このところ変化が見られてきた。こいつも少しは大人になってきたのか。

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少し前までちょっと家を空けて戻ると、クッションの中身が全部出されていたり、ゴミ箱から何かを引っ張り出していたりした。犯人はもちろん福助なのだが、こっちも慣れっこになっていたので「あー、またやっとるわ」くらいで叱りもせずに散乱した綿をまたクッションに詰めたりしていた。

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しかしここ1、2カ月くらいは外出して戻ってもまったく何もされていないことに先日ふと気が付いた。オモチャのぬいぐるみの中身を出したりしていることはあるが、それは「破壊していいもの」なので全然かまわない。それ以外のやられたら困るものには一切手をつけなくなった。ようやく福助もわかってきたのか。

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もうスピーカーの前でおしっこをすることもなくなったし、いよいよ手がかからなくなってきた。福助は現在1才半。わが家に来てから1年ちょっと。小さい身体で(大型犬に比べたら)まぁいろいろやらかしてくれたものだが、ようやく落ち着いてくれたか。

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実は犬に対するこの手の苦労は、嫌いではない。というより「やっと乗り越えた」という喜びを感じる。犬にしてみれば、わけもわからず人間との暮らしに合わせろと言われているわけで、適応できるようになるまでにはそれなりの時間がかかるのは当たり前。お互いに「試練」なのだ。そういう意味で根本的に犬は何も悪くないのだが、共に暮らす中で学んで妥協ラインを守れるようになってくれると「俺たち、ここまでいっしょによく頑張ったよな」という盟友のような感情が芽生える。

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富士丸のときもそうだった。彼の場合は大型犬だったのと、こちらも大人になって犬と暮らすのがはじめてだったこともあって、手がかからなくなるまで3年半くらいかかった。その分達成感は一層強かった。大吉は子犬のころからほとんど手がかからない天才少年だったので、そういう感情はあまりなかった。が、それでも日々の成長を見守るのは微笑ましいものだった。

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それにしても最初は抱きあげることすら困難だった福助が、その後破壊王に変貌し、こうして成長してくれたことは感慨深いものがある。前回紹介した映画『犬に名前をつける日』で見た千葉県動物管理センターに収容されていたのだと考えると、こいつにはこれからも出来うる限りの愛情をかけてやらねばと改めて思う。もちろん、大吉にも同じように。

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