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大吉、危機一髪!【穴澤賢の犬のはなし】

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大吉、危機一髪!

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先日、大吉がちょっと危ない目にあった。そのとき、果たして彼のとった行動とは。そして、福助は……。

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少し前のこと、いつものように朝の散歩で浜辺を散歩していると、遠くでボール遊びをしている大型犬がいた。20メートルくらいある超ロングリードを付けて、飼い主が投げるボールを追いかけてはそれをくわえて戻る、ということを繰り返していた。40キロくらいありそうな、こげ茶色のラブラドール・レトリーバー(以下、ラブ)だった。

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その動きから、まだまだパワーが有り余っている3才から5才くらいの若い犬と思われた。私は大吉を連れ、少し離れたところで、嫁が福助のリードを持っていた。わざと近寄ろうと思ったわけではなく、進行方向にそのラブがいたので、ボール遊びの邪魔にならない程度の距離をとりつつ、横を通りすぎようと思った。

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そして、ラブの20メートルほどのところを通りかかったときだった。それまで懸命にボールを追いかけていたラブが、突然大吉にロックオンし、物すごい勢いでこちらへ向かって走ってきた。リードがあるから大丈夫かと思いきや、なんとリードは20メートル以上あり、ぐんぐん近づいてきて遂にはすぐ目の前に来て、激しく吠えながら大吉に猛烈に襲いかかってきた。

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その態度は「遊ぼうよ」というものではなく、明らかに敵意をむき出しにして、攻撃しようとしている。私は咄嗟に大吉とラブの間に割って入ろうしたが、ラブは私には無関心で大吉を狙おうとする。大吉は攻撃を交わしながら、なんとか応戦しようとしていた。が、体の大きさが違いすぎる。私は必死にリードを引いて、大吉を少しでもラブから遠ざけようとした。

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そのときようやく飼い主が追いつき、ラブのリードを引いて謝ってきたので、なんとか事なきを得た。その間、わずか5秒ほどの出来事だったが、血の気が引く思いだった。大吉くらいの中型犬が、あんな大型犬に襲われたら絶対勝てるわけはない。一歩間違えば大怪我をする可能性もある。思えば、富士丸と暮らしていた頃は、この手のたぐいの心配をしたことがない。

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よその犬から突然ケンカを売られても、まず「惨敗」することはないと思っていたからだ。事実、何度か似たようなことがあったが、怪我をしたことは一度もない(怪我を負わせたことも)。そういう意味では、どんな場面でも安心して見ていることができたものだ(こっちからケンカを売ることもなかったし)。しかし大吉レベルでこうなのだから、きっと小型犬と暮らしている人は、もっと恐い思いをしたことがあるんだろうなと思ったのだった。

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それにしても、怯まずに応戦しようとしていた大吉を偉いとは思うが(以前、福助が襲われたときは助けようとしていたし)、そういうときは逃げてほしいとも思う。複雑な心境だ。

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ちなみに、今回の事件を少し離れたところから見ていたはずの福助は、助けに行こうとするそぶりを見せなかったとのこと。そしてふだんはそんなところで絶対しないのに、なぜかこの日に限って、物陰に隠れるようにしてウンチをしたのだった。情けなすぎる。

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