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八ヶ岳に土地を〜その3【穴澤賢の犬のはなし】

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八ヶ岳に土地を〜その3

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あれよあれよという間に始まった土地探しだったが、雪解けを待って、今度は春の八ヶ岳を何度か訪れた。果たして、手頃でいい土地は見つかるのか。

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移住アドバイザーの友枝さん曰く「冬、とくに2月の八ヶ岳が一番厳しい。それ以外の季節は最高」とのことだった。それで実際に2月に行ってみたのだが、たしかに雪と寒さは厳しい。が、景色は最高だし、空気が乾燥しているし、防寒対策をばっちりしておけば凍えるほどではなかった(日帰りだったので夜は知らない)。

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そうなると、他のシーズンはどれくらい最高なんだろう、と期待してしまう。そんなわけで、4月上旬から雪がなくなったタイミングで何度か八ヶ岳に行っていた。前回は日帰りで、大福たちはしんどかっただろうと、犬と泊まれる貸別荘を探して宿泊することに。この連載で、ちょくちょく八ヶ岳の貸別荘の写真があったのは、実はこういうわけだったのだ。

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八ヶ岳に毎回行く度に友枝さんに土地を紹介してもらっていたのだが、まずは前回雪の中で見た土地を再度訪れてみた。当たり前だが、雪がなくなった風景は全然違っていた。雪が積もっているときは、一面真っ白なので、「どこもなんとなくよさそう」に感じたが、地面があらわになると、道路や周囲のようすがよくわかる。

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それがいい場合もあるし、逆の場合もある。最初に訪れたときに、「ここ、いいかも」と思った250坪ほどで150万円の土地があった。そこは用事のある人しか道には入ってこないひっそりとした別荘地の一角だったが、雪がなくなると、なんだか薄暗くちょっと湿った感じがした。

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賃貸マンションを借りるときに、何軒も見て回っていると、入った瞬間に「ここがいい!」と直感で思うことがある。そういうピンと来る感じがしないのだ。そんな調子で、遊び半分、下見半分という感じで何度か八ヶ岳に行っていた。予算も限られているし、そう簡単にいい物件が見つかるもんでもないと思っていた。

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そんな状況を見るに見かねたのか、友枝さんがある土地に案内してくれた。そこは友枝さんも暮らしている「丸山の森別荘地」の端にある300坪ほどの土地で、目の前は村営林になっている。少し傾斜があるが、その分眺めはよさそう。さらに古い山小屋も建っている。外にある階段は朽ち果てているが、中は少し修理すれば使えるという。その土地に立った瞬間「ここがいい!」と思ってしまった。

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ただし、そこは正式に売りに出ている土地ではないとのこと。しかし持ち主はもう何年も来ていないし、以前「売ってもいい」と漏らしていたらしい。しかもそのとき口にしていた価格は土地・建物付きで200万円。もし本当に買う気があるのなら、管理事務所を通して持ち主に交渉してくれるという。

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どうしよう。200万円か。相場から考えるとかなり安いが、私にとっては大金だ。が、頑張れば買えなくはない。でも、本当に買うの? 土地探しをはじめてまだ間もないのに、もう買っちゃうの? どうする、俺。

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※写真はすべてドッグラン付の貸別荘です。

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