犬が好き
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いつも以上にニコニコの笑顔を見せていた14才の柴犬 「嬉しそうにしていた理由」にほっこりする!
飼い主さんに話を聞くと、ポン太くんがこのような笑顔を見せていたのには理由があるのだそうです。
離れて暮らす家族が家に集まっていた!
ポン太くんは家族が集まってワイワイするのが大好きだそうで、この日はいつも以上に笑顔をふりまいていたそうです。
嬉しそうなポン太くんを見て、飼い主さんはどのようなことを思ったのでしょうか。
「ポン太は本当に表情が豊かなコで、笑顔と一口に言ってもいろんな笑顔があります。このときはみんなが楽しそうにしている輪の中で、“家族の一員”でいることが嬉しそうな様子でしたね」
ポン太くんと飼い主さんの子どもたちは、“きょうだい”のような関係性

そこで、コロコロとした体つきが愛らしいポン太くんと出会ったのだそうです。
「ポン太はトイレとベッドの間の狭い部分でヘソ天で寝ていたのですが、起き上がろうとしても自分の体がコロコロしていることで苦戦していました。そんなポン太に、息子と娘だけでなく私たち夫婦も一目惚れをしてしまい、お迎えすることを決意したんです」

その様子が微笑ましいと飼い主さんは話します。
「ポン太はシニア期になり、以前よりも自然と甘えることができるようになり、年々自分の感情を素直に出すしぐさをするようになりました。
足元に行ってペトッとくっついてみたり、息子や娘たちの視界に入る場所を探して気がついてくれるまで笑顔を向けてアピールしたり。気づいてもらえないと場所を変えてみたり、ムスッとした顔をしてみたりと、人の子どもがやるようなしぐさをするんです。それがとても可愛らしいですね」
ポン太くんへの思い

それでもポン太くんの心はパピーの頃のままだといい、「私たち家族にとっては愛おしさが増すばかりです」と話します。
「じつは昨年の暮れに、ポン太の前足の指に癌ができてしまい、指を一本切断したんです。ポン太の入院、手術に戸惑いや怖さ、不安や悲しさが押し寄せてきました。そのときにポン太のいない時間を初めて経験し、夫も私も『こんなになにも手に付かなくなるんだなぁ』と、ポン太のいない我が家を見渡してなんとも言えない空虚感でいっぱいになったことを覚えています。
シニア期になって、ポン太の大好きなドライブに連れて行ってあげる回数もグンと減ってしまいましたが、ワイワイと賑やかな我が家の中心には、あたりまえにポン太がいます。
その変わらない日々を過ごしていければいいなぁと思いますし、いまはポン太が笑顔でいられるときが少しでも長く続けばいいなぁと願っています」
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