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獣医師・動物看護師が告白した「トンデモ飼い主さん」の言動 心当たり…ないですか?
今回は、獣医師・動物看護師が困ってしまった「トンデモ飼い主さん」エピソードを、こっそり告白してくれました。
①決定権のない飼い主さんが愛犬を連れてくる→【治療が遅れる!】
また、中学生以下の子どもが連れてきたり、毎回違う人が連れてくるのも、治療の相談ができず困るとのことです。
②「説明はいいから早く診てよ!」と言う→【まずは理解が大事なのです】
これに対し、「治療については飼い主さんとよく話し合い、お互いに理解・納得したうえで行ないたいのです。それが愛犬のためになりますし、トラブルも避けられます」と獣医さんは語ります。
③「いま混んでますか?」と電話で聞く→【来院時はどうかわかりませんよ】
④19時で閉まるのに18時58分に来院する→【間に合ってはいますが……】
受付時間を診療終了の30分~1時間前に設定している動物病院もあり、それは充分な治療を行う時間を確保するためです。
遅くなる場合は、まずは電話で連絡したいものですね。
⑤「薬だけ欲しい」と突然来院し、お待たせすると怒る→【すぐに出せないこともあります】
「とくに小型犬は体重に合わせて薬を割る必要があり、すぐには出せないことも。診察しながら多量の薬を用意するのは大変で時間もかかるので、前もって電話してほしい」とのことです。
⑥二次診療の動物病院を紹介しても行ってくれない→【ちゃんと行ってほしい!】
行った場合も、かかりつけ医としては「行きました」という報告があると助かるそう。
⑦「できます」「わかりました」と言うのに、頼んだことをやってくれない→【できないなら言ってほしい】
できなくても責めたりはしないし、別の方法を提案するとのことです。
⑧「いつから?」「何回くらい?」と症状を聞くとウソをつく→【わかります!】
怒ったりはしないので、正直に答えてほしいそうです。
⑨「今日行ったほうがいいですか?」と電話で聞いてくる(大丈夫という言葉を期待して)→【来るのが面倒なの?】
よく聞かれるものの、電話なので回答できる範囲は限られますが、基本的には行くつもりで聞いてほしいそう。
⑩診察が終わってから、受付スタッフや動物看護師に長々と質問する→【いま言われても……】
「先生忙しそうだから」と遠慮せず、質問は診療中にするとベターです。
⑪愛犬を本名と全然違うあだ名で呼んだり、同居犬が皆そっくりなのに、名前は言わずに「このコから」と言う→【このコってどのコ……?】
また、同居犬が皆そっくりなのに、「先生このコから」と言われても、「??」となるとか。スムーズな治療のためには、動物病院では名前はちゃんと呼びましょう。
⑫診察券を出さず、顔パスで受付しようとする→【ルールなので……】
⑬同居犬の元気な犬も連れてきて、その犬がやんちゃで手がかかり、病気の犬には何もできない→【協力してほしいのですが……】
誰かもうひとり連れてくるか、元気な犬は留守番も検討しましょう。
⑭「1週間前から具合が悪かったけど、今日休みだったから来ました」と言う→【えっ?】
受診が遅れたために病気が悪化すると、愛犬に対する治療の負担が増すだけでなく、時間も治療費もよりかかるため、できるだけ早く受診してほしいそうです。
⑮診察を待っているほかの犬や、キャリーケースの中にいる猫と愛犬を積極的にあいさつさせる→【嫌がるコもいます】
⑯待合室のゴミ箱に愛犬のウンチを捨てる→【ニオイが!】
⑰動物病院の周辺でしたウンチを放置したまま→【片づけましょう!】
⑱待合室で愛犬が吠え続けているのに、知らん顔の飼い主さん→【何かしら対処を!】
動物病院に行く際は、こうしたことを気をつけてみてください。結果的に、愛犬のためになることが多いのです。
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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