【大調査】愛犬が初めて家に来た日のこと、飼い主さんに聞いてみた

猫は初対面の人に対して警戒心をいだきやすい生き物。その結果、おうちに迎えても最初のうちは静かで、慣れるまで心を開いてくれないことも少なくありません。

では、犬はどうなのでしょうか。緊張して静かになるのか、それとも緊張するからこそ騒ぎ立てるのか、はたまた最初から慣れた後と変わらなかったのか。

いぬのきもちweb編集室では、飼い主さん233名に調査を実施しました！

おとなしくて控えめだった

もっとも多くの回答が見られたのが、「おとなしくて控えめだった」という回答。

・「ケージの隅でまるくなってたのが、今では庭の真ん中でへそ天して寝てます。家の中ではなにものも恐れなくなりました」

・「最初のころは、どこへ行くにも私のあとをついてまわっていました。姿が見えなくなると不安らしく。しかし、慣れてくると1人（1匹）でお部屋で寝ていることもできるようになり、また、私の目を盗んでゴミ箱を開けるなどの悪さをするようになりました」

・「我が家に来てすぐは、遊びやゴハン以外はサークルの中で過ごすことが多く。でも、1週間経つころにはソファの下にもぐって遊ぶようになり、今はまったく動じることもなく好き勝手に過ごしています」

・「車でブリーダーさんの平塚市から我が家の東京までの車中、ずっと不安そうに震えてました。家にきてハウスに入れてからも、伏せてジーとしていて。少しの音に目を覚ましてました。慣れてからは、お腹をだして寝ています。自分から、抱っこして〜とアピールも」

・「保護犬のため、最初は寝る場所が決まらずに落ち着かなかったけど、今や家のどこでも爆睡（笑）」

やはりワンコもはじめての場所では緊張してしまうようですね。

緊張ゆえテンション高めになるワンちゃんも

一方、緊張ゆえなのか、テンションが高くなってしまったり騒ぐワンちゃんもいるよう。

・「見るものすべてに興味津々！　ソワソワ落ち着きがなかった。慣れてきたら、お腹を見せてゴロンとリラックスするように。体を預けてくれるようになった」

・「はじめて来たときは、自分の好きな場所を見つけるのに躍起になってました。落ち着いたら…基本的に飼い主のそばに寄り添って座っているのが好きなようです」

・「はじめて家に来たときは、少し戸惑った様子でクンクンとニオイを嗅いでいたが、慣れてくると、ぴょんぴょんとウサギのように飛び跳ねながらはしゃいでいて楽しそうでした♡」

・「バタバタ走りまわり、食事も早く食べていたのが、必要以上には走りまわらず食事もゆっくりになりました」

慣れてきて飼い主さんにも心を開いてくれるようになるのは、嬉しい瞬間ですよね。

「家に慣れるまでの時間」は意外と違う

見つめるジャック・ラッセル・テリア — まいにちのいぬのきもちアプリ投稿写真より

少し脱線しますが、今回の調査では犬の個体ごとの差が大きく出る部分も。それは「家に慣れるのにかかる時間」です。

・「不安そうにしていたのは2時間でした。2時間後に慣れて、牛乳を飲んだり、遊んだりしました」

・「9年も前ですが、初日はとてもおとなしく、次の日からは我が物顔でした」

・「初日はゲージの中で大人しくしていたが、翌日からは、跳び跳ねるし部屋中を走りまわってた」

と、数時間から翌日にはすでにリラックスできているワンちゃんがいる一方で、

・「最初は怯えた様子だったが、数日で慣れて来て自己主張するようになった」

・「家に来た数日は本当に心細そうでした。ひと月くらいしてようやく抱っこされたまま寝たり、笑顔を見せたりしました」

数日から1カ月程度、家や家族に慣れるのに時間がかかるコもいるようです。

「今と変わらなかった」という声も

そんな中、「初日から今と変わらなかった」という声も多数集まりました。具体的なエピソードを見ていくと……

・「特になし。最初から人懐こいコでした」

・「まだチビだったので、さほど変化なく。もともと好奇心旺盛なコみたいです」

・「環境の変化にまったく動じないで、たくさん食べてたくさん寝るコでした。家に慣れてからも同じです」

・「家に来た当初も我が物顔で家の中を歩き回っていました。そのときよりは困った顔が少なくなった気が……」

・「もともと人懐こく、あまり変わりませんでした。ただ、要求の仕方が激しくなりました」

・「家に来たときからあまり変わりなく、私の膝の上か近くに必ずいます」

・「部屋のニオイをすべて嗅ぎながら歩いて、ゴハンもモリモリ食べて寝て、大物女優さんみたいに凛としていました」

という感じ。「大物女優さんみたい」というのは、素敵な表現ですね（笑）