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発見!よく見る犬のしぐさに隠された意外なコミュニケーション方法や気持ち

「体をかく」しぐさに隠されたコミュニケーション法

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犬が足を使って体をかいているときは、体に付着したホコリや虫などの異物を取り除こうとしていることがほとんどです。頻繁にこのようなしぐさをしている場合には、病気の可能性もありますが、そうでない場合、そんな体をかくしぐさに隠された、意外なコミュニケーション方法に迫りましょう。

「攻撃しないよ」アピール

ほかの犬や家族以外の人と出会ったときに愛犬が体をかき始めたら、ある種のストレス反応が出ていると考えてよいでしょう。体をかく行為に集中することで、相手に対して「こちらから攻撃しない」というサインを送っているのです。攻撃をしない代わりに、こちらに注目しないでほしいという気持ちの表れともいえます。

「かまってほしいなあ」アピール

体をかいている犬に対して「どうしたの?」などと反応する行為を繰り返すと、犬は体をかくことによって飼い主さんにかまってもらえると学習することがあります。そのため飼い主さんにかまってもらいたいがために、特にかゆいわけでもないのにかくしぐさをみせる犬もいるのです。

自分から「フセをする」しぐさに隠されたコミュニケーション法

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疲れたときや、ひと休みしたいとき、犬は自らのおなかを床や地面につけて「フセ」のポーズをとることが多い傾向にあります。このポーズは犬が休むときの自然な姿勢でもあり、後ろ足のどちらかが開いていたり、表情が穏やかだったりするのが特徴です。それ以外にも、こんな理由が隠されていました。

「降参です!」怒りを鎮めたいアピール

飼い主さんから怒られたあとに愛犬がフセをした場合、「降参です!」とその場をとりつくろうとしている可能性が高いです。反省をしているからフセをするというよりも、飼い主さんの怒りを鎮めるために行っているのでしょう。

「攻撃しないから、ちょっと落ち着こうよ」アピール

相手を落ち着かせたいきもちが強くなると、犬は「攻撃するつもりはないんだよ」とアピールしたくてフセをすることがあります。フセの状態よりも立っている状態のほうが攻撃しやすいので、あえてフセを行うことで相手に対して「ちょっと落ち着こう」とアピールしているのです。

愛犬のよくするしぐさ=飼い主さんが考えている気持ちではない?

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今回紹介した2つのしぐさ以外にも、愛犬がときどきするしぐさには、意外な気持ちやコミュニケーションのとり方が隠されていることがあります。たとえば、自分は弱い存在なのだと知らせて相手をなだめる意味で飼い主さんの顔をなめたり、体を床にすりすりとこすりつけることで遊びたいと要求したりと、そのパターンはさまざまです。

おやつが欲しい気持ちを伝えるために飼い主さんをじーっと見つめることもあれば、ブラッシングなどの苦手なことをするのではないかと警戒して視線を合わせるなど、似たようなしぐさのなかにもコミュニケーションの方法はいくつも存在します。

そのときの状況や前後の行動から愛犬の気持ちを読み取れば、今よりもっと愛犬と仲良くなれることでしょう。
参考/「いぬのきもち」18年2月号『よくある愛犬のしぐさ じつは意外なきもちだった!』(監修:Can ! Do ! Pet Dog School 代表 西川文二先生)
文/子狸ぼん
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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