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部屋の中を猛ダッシュ、突然の大はしゃぎ……犬の「興奮」のナゼ
今回は、そんな犬の興奮にまつわる5つの疑問について、家庭犬しつけインストラクターの井原 亮先生に解説してもらいました!
愛犬に当てはまるものはありませんか?
Q1:季節が暖かくなるとはしゃぎ回るのはなぜ?
もしかすると、去勢していないオス犬が発情期のメス犬に会って、興奮状態になっているのかもしれません。
ただ、最近は発情期もエアコンなどの影響で定まらない傾向にありますので、季節が暖かくなって、体が動きやすくなるからという理由かもしれません。
Q2:多頭飼いになって吠えるようになったのはなぜ?
一頭の犬が気になることがあり、それを仲間のもう一頭の犬に伝えようとしているのでしょう。
吠える原因がわかれば、原因となる対象物に段階的に慣れさせたり、あるいは対象物を遠ざけたりするなどして、吠え始めないように対処してみてください。
Q3:急に部屋の中を走り回るのはなぜ?
これは子犬に多く見られることで、俗に「犬の運動会」などといわれています。本能的な行動なので、なかなか抑えようがありません。
犬がケガなどをしないよう、部屋の中を片づけておきましょう。
Q4:シニア犬でも興奮しがちなのはなぜ?
日ごろから興奮するがままにしたり、興奮を助長するような対応をしていると、シニア犬でも興奮しやすいクセが残る可能性があります。
健康状態に影響を与える場合もあるので、今からでも興奮を抑えるトレーニングをしましょう。
>>散歩から帰ってきても興奮おさまらず。家の中を走り回る愛犬、どうしたらいいの?
また、飼い主さんの注意の声に反応して興奮してしまう犬の場合には、下記の記事を!
>>愛犬が興奮しやすいのは飼い主さんの、あの行動のせいだった。
Q5:ふれあう人によって犬の興奮度が違うのはなぜ?
その人の風貌、ニオイ、立ち振る舞いなど興奮する原因は犬それぞれなので、当然、人によっても犬の興奮度は異なってきます。
また、興奮した犬の相手をしてくれる人に対して犬は興奮しやすく、相手にしない人に対しては興奮しにくい傾向はあるのでしょう。
もし愛犬の興奮をその場で下げたいのであれば、おやつやおもちゃで気をそらしたり、愛犬を無視して相手にしないことで、興奮が静まることもあります。
気になる飼い主さんは、ぜひ試してみてくださいね。
(監修: 家庭犬しつけインストラクター、東京・江東区の「SKYWAN! DOG SCHOOL」代表 井原 亮先生)
文/Honoka
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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