犬と暮らす
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愛犬が興奮しやすいのは飼い主さんの、あの行動のせいだった。
興奮をやめさせるつもりが、かえって犬を興奮させている?
じつは、このような対応はNGです。
飼い主さんにしてみれば、犬の興奮を鎮めようとして言葉をかけたり、犬が興奮して噛みついている洗濯物をとりあげようとしているのでしょうが、こうした対応は犬にとってみれば「飼い主さんが相手をしてくれている」うれしい行為なのです。うれしいことを何度でもやりたいというのが犬の心理。こうした愛犬と飼い主さんのやりとりが繰り返されると、犬の興奮は習慣化しかねません。
犬が興奮しても相手にしない
これと並行して行いたいのが、愛犬が落ち着いているときにほめること。愛犬が飼い主さんのそばでリラックスして自分からオスワリをしているときなどは、「イイコ」と声をかけたり、体をなでたりして、ほめましょう。犬にとってほめられることはうれしいこと。「落ち着いていると、いいことがある。うれしいから、静かにリラックスしていよう」と犬は落ち着くことを学んでいきます。
監修/戸田美由紀先生(ドッグトレーナー)
文/犬神マツコ
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