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犬も「仮病」を使う!? 気になる「あの行動」のホントの気持ち
もしあるとするなら、どんなときに仮病を使うのか、飼い主さんとしては愛犬の気持ちを知っておきたいですよね。
そこで今回は「犬の仮病」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみました!
犬も仮病を使う!?
「仮病というか、足を吊り上げたり引きずったりするような行動をとることはありますね。
たいていの場合、以前に本当に足を痛めたことがあり、そのときに飼い主さんから大きな関心を寄せられたことが記憶に残っているためと思われます。
それ以外の状態が仮病かどうかを見極めることは、かなり難しいと思いますね」
どんな気持ちのときに、犬が仮病のような行動をとる?
「前述の『足を痛めたふり』をするのは、自分がほっておかれている、注目されていないと感じるときです。
もともとそのコは飼い主さんからもっと注目されたいと思っているか、ほかの誰か(一緒に飼われているコや家族の誰か)より目立ちたい、より飼い主さんの注意を引きたい、と思っているからかもしれませんね」
愛犬の仮病のような行動って、見抜けるものなの?
「一回目の『仮病』は見抜けないかもしれません。あわてて病院に連れて行って、先生の前ではスタスタ歩いて『異常なし』と診断されることもあります。
ただし病院に連れて行かないまでも、『心配されて、飼い主さんの注意を引く』という当初の目的を果たすとケロリと治ることで、仮病かどうかは判断ができます。なので、そうそう何度も騙されることはないでしょう」
飼い主さんの気を引く行為を、愛犬がなぜするのか考えてみて
「ただ、なぜそのような行動をとるのかを考えると、ペットとの関わり方について見直すことも必要かもしれません。
ふだんの何気ないときにもペットに関心を持ち、声掛けやスキンシップをとるようにしましょう」
なぜ気を引きたいのか、愛犬の気持ちに気づいてあげましょう。
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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