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「このコだ!」と直感した運命の出会い 保護犬のサスケくんを家族に迎えて思うこと

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サスケくん
@bikiyuki

保護犬と聞くと、「育てにくそう」と思う人もいるでしょう。もちろんそのコの境遇や性格によっても差はありますが、決してそういうコばかりでもありません。

「保護犬だから特別大変だ、ということはなくて、保護犬でも育てやすいコはいるんだなと感じました。ニコニコと彼を穏やかに眺めていれば、彼もそれに応えてだんだん穏やかな表情になってきたんです」


こう語るのは、柴犬サスケくんの飼い主さん。つぶらな瞳がかわいらしいサスケくんですが、じつは元保護犬だったのです。

サスケくんの過去

サスケくん
@bikiyuki

サスケくんは元々ブリーダーに育てられていたのですが、売れ残ってしまったワンちゃん。

飼い主さんが出会ったときは、年齢は1才半くらい。子犬の時期を過ぎて値段を安くしても売れなくなってからは、ブリーダーは処分をしたがったのだそう。

そんなブリーダーのもとから、サスケくんは幸いなことに施設の方に助け出されたのでした。そしてその後、今の飼い主さんと運命的に出会うことになります。

息子の「犬を飼いたい」という思いをきっかけに、保護犬の存在を知る

サスケくん
@bikiyuki

飼い主さんの息子さんは、ずっと犬を飼いたいと思っていたそう。その熱意に根負けし、家族会議をして犬を飼おうと決意!

どんな犬がいいか探していると、保健所での里親募集や引退した盲導犬、家庭環境が変わって手放された犬、さらにはブリーダーが飼うことを放棄した犬など、さまざまな境遇を経て里親を募集している犬がいる現状を知ることになるのです。

サスケくん
@bikiyuki

ペットショップだけでなく、こんなにもいろんな場所で新しい飼い主を待っているコがいるんだーーその現実を知り、保護犬を家族に迎えようと決意。

「家族に迎える犬は、息子と相性のいいコを」と考えていた飼い主さんは、息子さんと一緒に施設へと向かうことにしたのでした。

サスケくんを見て「このコだ!」と思った

サスケくん
@bikiyuki

施設にはたくさんの犬がいますが、若くて元気なコを見て、息子さんは少々押され気味だったそう。

でも、ケージの中からそっと見つめてくる柴犬だけは、なにか違ったのです。そのコは息子さんにゆっくりと近づき、鼻先をちょんっとくっつけて挨拶をしてきました。

サスケくん
@bikiyuki

今までたくさんの犬を見てきたけれど、直感で「このコだ!」と感じた飼い主さん。息子さんも、同じ気持ちだったようです。

そのコこそが、サスケくんだったのです。

出会った頃のサスケくんの様子

サスケくん
@bikiyuki

最初に施設でサスケくんに会ったとき、撫でさせてはくれるけれど、喜ぶわけでも嫌がるわけでもなく、あまり感情を表に出さないコだなと感じたそう。

おとなしすぎるサスケくんを見て、飼い主さんは「もっとわがままになればいいのに」と、逆に心配になったこともあったようです。

サスケくん
@bikiyuki

サスケくんはとにかく音には敏感。ペットボトルの「ペコッ」という音や、湯沸かし器の「ピピッ」という音によく反応して、怯えてしまうことも。また、黒い服の男の人も苦手なのだとか。

家族に迎えて3カ月以上経ってもサスケくんの便は緩く、「サスケはこのうちに来て幸せなんだろうか。施設に戻りたいのではないか」と、飼い主さんは悩んでしまうことも。


飼い主さんの家に来て、サスケくんが次第に心を開いていく

サスケくん
@bikiyuki

でも、次第にサスケくんに変化が見られます。お腹を出して寝るようになったり、飼い主さんが横になっているとぴったりとくっついてきたり。

サスケくん
@bikiyuki

さらには、不安や寂しさを感じると飼い主さんの膝に顎を乗せてアピールしてきたり! 

まだしっぽを振ることもなく、甘え方も控えめなサスケくんだけれど、お散歩で気分がのってきて楽しいときには口の端がキュッと上がって、いい表情を見せてくれるのだそう。

サスケくん
@bikiyuki

「うちに来て1年が過ぎたんですが、だいぶ自己主張するようになってきました。お散歩に行きたいときなど、濡れた鼻をピトッと私の顔につけて来たり、足の裏をひたすら舐めてみたり。

遊び方も、自己主張も知らないで育ったから、やっと少しずつ犬らしいことをするようになってきたんです」


サスケくん
@bikiyuki

お散歩に行ってもドッグランに行っても、すぐにほかのお友達と仲良くなれるというサスケくん。

ほかのワンちゃんに対しては最初から友好的な様子だったようで、噛むことも吠えることもなく、とっても穏やかなんだそうです。

保護犬のサスケくんを家族に迎えて、思うこと

サスケくん
@bikiyuki

サスケくんと暮らしてみて、飼い主さんは保護犬について感じたことがあったそう。

「きちんとした保護施設は愛情を持ってきちんとお世話をしてくれて、悪い人間ばかりではないことを教えてくれているんだと思いました」

サスケくん
@bikiyuki

「最初は遊び方も知らなかったけど、今では毎朝公園でボール遊びができるようになって。サスケが楽しそうに遊ぶ姿を見ると、こちらまで嬉しくなるんです!」

サスケくん
@bikiyuki

飼い主さんの愛情をたっぷり受けて、心を開けるような家族に出会えたサスケくんは、これからもっと成長していけるはずですよね。

犬を飼いたいと思ったら、保護犬がいることを思い出してほしい

サスケくん
@bikiyuki

サスケくんを家族に迎えて、飼い主さんはあらためてこのように強く思ったといいます。

「保護犬を飼うことによって、処分されてしまうはずだった命が救われることを知ってほしいなって思います。

保護犬といってもいろんな性格のコがいるけど、心を開いてくれたときには喜びを感じます。犬を飼いたいと思ったとき、ペットショップだけではなく、保護犬という選択肢をぜひ知ってほしいです」


サスケくん
@bikiyuki

「サスケにはうちに来てよかったって思ってもらえるよう、この先の犬生を楽しんでもらいたい。その楽しんでる姿を見ることができたら、それが私たちの幸せです。

サスケと出会えてよかった。このコで本当によかったです」



サスケくんにとって、唯一で最愛の家族との運命のような出会いは、もしかしたら必然だったのかもしれません。

まだビビリなところもあるサスケくん。飼い主さんの今の一番の願いは、「プリプリってしっぽを振ってほしい」ということ。

飼い主さんのご家族の温かいサポートがあれば、その夢が叶う日もきっと近いはずです!


参照/Instagram(@bikiyuki
取材・文/Ayano Yamabuki

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