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【犬のために何ができるだろうか】保護犬を引き取った飼い主さんの思い 「みやざき動物愛護センター」

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殺処分ゼロの先にある「収容ゼロ」を目指して。
県と市が一丸となって運営する「みやざき動物愛護センター」の取り組みを紹介します。

1回目の記事はコチラから

2回目の記事はコチラから

出典/『いぬのきもち』2018年2月号
取材・撮影・文/尾﨑たまき

※保護犬の情報は2017年12月8日現在の情報です

<span style="font-size:smaller;">撮影/尾﨑たまき</span>
撮影/尾﨑たまき

ホームページを見て、とにかくかわいかったからこの犬に決めてきたという親子。実際会ってますます気に入ったそう

保護犬を迎えて家族も、犬自体も変わる

「みやざき動物愛護センター」(以後センター)からモモちゃんを迎えた田代さん一家は、センターのホームページを何度も見て足を運びました。センターでまず目にしたのがモモちゃん。もともと違う犬を目指してきましたが、モモちゃんに会った途端、家族全員が気に入ったのだそう。こうして運よくモモちゃんは田代家に迎えられることになりました。朝は父の昭徳さん、夕方は長男の主税(ちから)さんが散歩に連れていくので、モモちゃんが来てから二人とも健康になったのだとか。また、学習障害(LD)を抱えている主税さんは、これまで自分から話すことはあまり得意ではありませんでしたが、今では、モモちゃんに声をかけたり、家族にもにこやかに話すようになったそうです。

<span style="font-size:smaller;">撮影/尾﨑たまき</span>
撮影/尾﨑たまき

農業を営む田代昭徳さんといっしょに畑に行くのが大好きなモモちゃん。実際に畑に行くと、満足そうなこの笑顔!

<span style="font-size:smaller;">撮影/尾﨑たまき</span>
撮影/尾﨑たまき

家族みんなを笑顔にしてくれるモモちゃん。みんなに囲まれ、気持ちよくなでられ、リラックスした表情を浮かべる

「モモちゃんのおかげで家族みんなの笑顔が増えました」と、母の里香さんもうれしそうです。

譲渡対象犬を保護する施設「ひまわりの家」時代から保護されているエイトくんは、臆病な性格だったため、なかなか新しい飼い主さんとの出会いがありませんでした。とくに初対面の人は苦手で、すぐに触らせてくれることはありませんでした。「ひまわりの家」にボランティアで通っていた西岡多恵さんは、そんなエイトくんが少しずつ心を開いてくれる姿に、「いつかエイトくんを迎えてもいいかな」と漠然と思っていたそうです。
センターの開所に合わせて「ひまわりの家」が閉鎖され、エイトくんもセンターに移動。しかし、エイトくんは、一向に譲渡犬が入る犬舎に行けません。
時を同じくして西岡さんが見つけた引っ越し先が、ペット可の物件でした。いざ迎えようとしたものの、臆病なエイトくんを幸せにできるのか、不安で何度もセンターに行き、相談したのだそうです。
「家庭犬になったらエイトはどんどん変わると思うよ」
センター職員の上野久治さんの言葉に背中を押され、エイトくんを迎える決心をしました。

撮影/尾﨑たまき
撮影/尾﨑たまき
<span style="font-size:smaller;">撮影/尾﨑たまき</span>
撮影/尾﨑たまき

大好きな縁側で西岡さんに甘えるエイトくん。「ひまわりの家」に2年、センターに1ヶ月いたのち、めでたく西岡家に迎えられた。広い場所でのびのびと走るのが大好き

家に到着すると、これまでの心配をよそに、すぐに縁側で寝そべり、くつろいだエイトくん。
「エイトを迎えて、今まで知らなかったことをたくさん発見できています。いっしょに散歩に行くことで、町の美しさにあらためて気づいたり、自然とふれあえたり。〝犬は人と自然をつなげる動物〞と聞いたことがあったけど、本当だなと思いました」と語る西岡さんに、エイトくんがうれしそうにおなかを見せて甘えていました。

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