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【犬のために何ができるだろうか】保護団体と連携をする 「みやざき動物愛護センター」
県と市が一丸となって運営する「みやざき動物愛護センター」の取り組みを紹介します。
※保護犬の情報は2017年12月8日現在の情報です
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県と市の職員の皆さんは、和気あいあい。両端はセンターのモデル犬(左がきぼうで、右がみらい)
「いのちの教育」を通して、目の前の大切な命を守り、ともに生きることを学ぶ子どもたち
子どもたちからは、「命を大切にしようと思いました」「聴診器で動物の心臓の音を聞いて、生きているということを学びました」など、多くの感想が寄せられています。木添和博所長は、「センターが飼えなくなった動物を引き取ってくれると誤解される方もいます。遺棄を助長させないためにも、『いのちの教育』を通して啓発に力を入れていきたい」と話します。
行政ではできないことを保護団体がカバーする
センターの譲渡会に参加した「いのちのはうす保護家」のスタッフの皆さん。新しい家族との出会いもあり、スタッフは笑顔いっぱいの譲渡会となった
山下さんは、センターの前身、管理所が舞台になった映画『ひまわりと子犬の7日間』の原案『奇跡の母子犬』の著者でもあります。愛護センターの開所を目指して署名運動に奔走した山下さん。
初めの一歩として、譲渡対象犬を保護する施設「ひまわりの家」を平成20年度に完成へと導きました。この施設長だった山下さんは、譲渡犬に選ばれず管理所に残されたシニア犬や傷病犬の行く末に胸を痛め、施設長を退職。その後、残された犬たちを救うため「いのちのはうす保護家」を立ち上げました。
無料開放のドッグランでは、日曜日に保護団体との譲渡会を行っている
保護室から譲渡対象の犬舎に行けない犬を、職員の上野久治さんが山下さんに案内
性格は穏やかだが、弱視のためなかなか新しい飼い主さんが見つからないきゅうりくん。当時のボランティアの方々と久しぶりの再会に、きゅうりくんもうれしそう。きゅうりくんが「ひまわりの家」から来た最後の犬となった
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取材・撮影・文/尾﨑たまき
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