柴犬は、古くから日本人に愛されてきた犬種。実際に、柴犬の飼い主さんたちは、「子供の頃から柴犬を飼うのが夢だった!」「とにかく柴犬が大好き♡」など、かなり柴犬に惚れ込んでいる方が多いようです。それでは、柴犬はどんな犬なのでしょうか。今回は、しぐさや行動で柴犬の気持ちを読み解きます!
柴犬はお尻を上げて、フセのポーズを取ります
このしぐさは、飼い主さんや他の犬を遊びに誘うときによく見られます。遊びたい盛りの子犬なら、鳥や虫、落ち葉に対しても「ねーねー遊ぼう♪」と言わんばかりに、お尻をあげてフセすることも。柴犬の子犬時代は、ちょっとやんちゃな一面もあるようです。
柴犬はしっぽの位置を高くして、大きく左右に振ります
柴犬は楽しいときや、嬉しいときにしっぽの位置を高くしてフリフリと振ります。そのスピードが速いほど興奮が高まっている証拠です。たとえば、飼い主さんの帰宅時や、好きなおもちゃを出してもらったときなど、楽しそうな予感がした際にしっぽをフリフリします。
ちなみに、警戒しているときもしっぽを振ることがあります。振りながらうなったり、背中の毛を逆立てていたら威嚇のサインなので、見極めが必要ですよ。
柴犬は叱られたら、あくびをすることがあります
柴犬は、初めての場所や動物病院に行ったとき、知らない犬に会ったときなど、眠たくなくてもあくびをすることがあります。実は、このようなちょっと場違いなあくびはストレスを感じているサイン。
不安でゾワゾワするときなどに「落ち着かなくちゃ」と、あくびをするのです。
柴犬は飼い主さんに寄りかかります
柴犬は単独で過ごすことも好きな犬種ですが、飼い主さんにくっつきたいときだってあります。飼い主さんにくっついて昼寝や毛づくろいをするのは、安心したい気持ちの表れです。お留守番のあとや、動物病院にいったときなどにも、安心したくて飼い主さんに寄りかかることがありますよ。
柴犬は飼い主さんの手を舐めることもあります
飼い主さんの手が美味しくて、なめているわけではありませんよ!実はこのしぐさは、遊んで欲しいときや、おやつが欲しいときなど、何かおねだりをする際に見せることが多いといわれています。
また、「もっとかまってよ〜!」という気持ちで、飼い主さんの手をなめることもあるようです。
柴犬は耳を立てて、目をランランとさせます
柴犬が耳をまっすぐ立てて、目がランランとしているときは、「なんだろーワクワクするなぁ♪」と期待に胸をふくらませています。たとえば、新しいおもちゃを見たときや、飼い主さんの帰ってくる足音が聞こえたとき、食べたことがないおやつを見たときなどが挙げられるでしょう。
好奇心の現れとして、このような表情になることがあるようです。
ここでは5つのしぐさや行動から読み取れる、柴犬の気持ちについてご紹介してきました。柴犬の新たな一面を知ることはできたでしょうか。犬のしぐさや行動から気持ちを知ることは、愛犬との距離をぐっと縮めるのに役立ちます。犬を飼っている方なら、日ごろから愛犬の様子を観察してみましょう♪
参考/「いぬのきもち」特別編集『 柴犬の飼い主さん3万人の体験から作った! 柴犬との暮らしがもっと楽しくなる本 』(監修:東京大学大学院農学生命科学研究科 准教授 武内ゆかり先生)
文/ishikawa_A
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。