犬が好き
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ぴょんぴょん飛び跳ねるかのように歩く元保護犬 散歩が「怖いもの→楽しいもの」に変わった瞬間にグッとくる
楽しいことが伝わってくるようなペコちゃんの姿ですが、この直前のペコちゃんはうまく歩けなかったのだとか。飼い主さんは、「ペコはこのとき、お散歩は楽しいものだと初めて知ったのかもしれません」と話しています。
動画撮影前後でペコちゃんに一体何があったのか、飼い主さんに詳しいお話を聞きました。
歩くのに苦戦していたけれど、「あること」がきっかけで変化が!
臆病なところがあるというペコちゃんは、この当時は散歩が苦手だったのだとか。このときも歩くのに苦労している様子で、「日陰とひなたの境目の手前で止まったり、道路のつなぎ目の小さな段差にびっくりしていました」と、飼い主さんは話します。
「ペコは臆病ですが、人が大好きなんです。うろうろしていた場所は病院前ということもあって人の出入りが多く、ペコにとっては最高の場所で、人が見えるたびに前足をあげて近づいていっていました。
そのときにある女性に遊んでもらえたことが、ペコのテンションをMAXにさせたようです。その方は飼い犬がいて犬に慣れているとのことで、ペコは“わしゃわしゃ”とたくさんなでてもらっていました。
遊んでもらってテンションが上がったペコは、その後からぴょんぴょん跳ぶように歩いていてご機嫌で、動画のように散歩を楽しむかのような姿を見せていたんです」
「お散歩のイメージが、『怖いもの』から『楽しいもの』に変わった瞬間だったと思います。『なんだ、こんなにみんなに遊んでもらえるならお散歩もいいかも!?』と思ってくれたのかなと。
最初は、臆病ながらも頑張って歩くペコの姿を微笑ましく見守っていたのですが、直後に同じ犬とは思えないほど“タッタタッタ”と歩く姿には、ツッコミたくなってしまいました(笑)
でも、幸せなら何よりだなと思いましたね」
え、お散歩って楽しいじゃん‼️#生後5ヶ月のペコ pic.twitter.com/2opS1La3Eo
— ペコ¦8ヶ月 (@_peco0523) October 25, 2023
ペコちゃんは保護犬だった
「ペコと出会ったのは、先代犬のめい(パピヨン)が虹の橋を渡って9カ月が経った頃でした。たまたま犬の里親募集サイトを見ていると、生後4カ月のパピヨンの子犬が載っていたんです。それがペコです。
ペコは病気があったため、ブリーダーに飼育放棄されたコだそうです。私たちはすぐに犬を迎える予定はありませんでしたが、『もし次に迎え入れるときは保護犬』と決めていました。
めいと同じ犬種だったことや家族と同じ誕生日だったことから、『これはもう迎え入れるしかない』と思い、次の日にペコに会いに行って家族に迎えていました」
甘え上手なところが可愛らしい!
愛嬌たっぷりだというペコちゃんについて、飼い主さんはこんなエピソードを話しています。
「お散歩で人を見かけるとオスワリをし、それでもダメならフセしてじーっとまっすぐ見つめて待っています。おもちゃで遊んでいるときには、おもちゃをくわえながら『おなかなでて〜!』って後ろ足をあげてきたりしますね」
家族になってくれたペコちゃんへ、あらためての思い
ペコちゃんについて、「ペコは大切な家族で、一緒にいるだけで癒されます」と話す飼い主さん。最後に、ペコちゃんへの思いをこのように話していました。
「ペコは病気が原因で、ウンチが上手にできません。今はペースト状のものしか食べられないので、少しずつ良くなっておいしいものをたくさん食べさせてあげたいです。
また、毎日が楽しくて『このおうちに来てよかった』と思ってもらえたら嬉しいです。わんちゃんのお友達もつくってあげたいですし、これからもいろいろな経験をさせてあげたいです。一緒に逞しくなろうね」
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