静かな眼差しの奥には、熱い思いが秘められている……!
今回紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー
@mofushibaropeさんの愛犬・ロペさん(撮影当時11才/柴犬/メス)。
「おやつとお昼寝が大好き」だという、11才のシニア犬です。
そんなロペさんがテーブルに顎を乗せている、こちらの写真。じっと静かに見つめるロペさんの視線の先には、大好きなもののひとつであるおやつの「ボーロ」が置いてありました。
撮影当時、飼い主さんはリビングでくつろいでいたそう。ふとテーブルのほうに目をやると、テーブルに顎を乗せながら、おやつのボーロを無言で延々と見つめるロペさんを目撃したのだそうです。
この写真について、飼い主さんは「静かな中にも、ボーロへの熱い思いを強く感じられる一枚です」と話しています。
じつは、飼い主さんの心情を理解したロペさんの作戦だった!?
催促もせずに、じっと大好きなおやつを見つめるロペさん。一見すると、「飼い主さんに気づいてもらえないと、食べることができないのでは?」と思いますが、飼い主さんいわくこれはロペさんの作戦だったようです。
飼い主さん:
「ロペさんが普段からよくやる手法なんです。こちらが根負けしておやつをもらえることを、長年の経験でわかっているようです」
たしかに、こんなにもまっすぐに見つめ続けている愛犬の姿を見たら、ついついおやつをあげたくなってしまいそうですね。
ロペさんとは、語らずとも分かり合える関係
飼い主さんがロペさんからの「無言の圧」を感じる瞬間は、日常の中でほかにもあるのだそう。飼い主さんは、こんなエピソードを話しています。
飼い主さん:
「お散歩に行きたいときも、無言で見つめてきたりします。なでてほしいときにも、なでてほしい場所、たとえば頭や背中を飼い主に向けて静かにじっと待ったりもするんです。
ロペさんは無駄に騒ぐことなく、ひたすら根気よく待ちますね。お互い語らずとも、わかり合える関係です」
要求への近道が、「じっと待つこと」だと知っているロペさん。そんなロペさんの行動の理由を、飼い主さんはこれまでの暮らしの中で理解しているようです。
今日もロペさんは、飼い主さんの前で健気なアピールを見せているかもしれませんね!
写真提供・取材協力/
@mofushibaropeさん/X(旧Twitter)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/山吹彩野