犬が好き
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犬は鏡に映る自分を認識できるのか?”満面の笑み”で鏡を見つめる犬の心理を獣医師が解説
飼い主さん:
「いつものように廊下でおもちゃを投げて遊んでいたところ、どんちゃんが突然鏡の前で立ち止まり、鏡をじっと見つめたままその場で寝そべりました。よく見ると“満面の笑み”で鏡に映った自分を見ていたので、びっくりして思わず写真を撮りました」
飼い主さんによると、どんきちくんはこの写真を撮ったあとも、しばらく“笑顔”で鏡を見つめていたといいます。
どんきちくんの表情に思わず爆笑!
飼い主さん:
「最初は鏡越しに飼い主を見て笑っているのかと思いましたが、よく見たら自分自身と目を合わせてニコニコしていたので大爆笑しました」
どんきちくんのかわいらしい“笑顔”に、飼い主さんもつい笑ってしまったようです。
【獣医師解説】犬は鏡に映る自分の顔を認識できる?
――どんきちくんは、鏡に映る自分を“笑顔”で見つめていたそうです。この行動からは、どのような気持ちが汲み取れますか?
原駿太朗先生:
「どんきちくんの行動からは、鏡に映る自分の姿に興味を持ち、好奇心や楽しさを感じている様子がうかがえます。ただし自分を認識しているというより、別の犬を見ているような感覚かもしれません」
――犬は、鏡に映る自分をどのように認識しているのでしょうか?
原駿太朗先生:
「犬は一般的に、鏡に映る自分を自分だと認識はできていないとされています。そのため別の犬と認識している可能性が高く、多くの場合は、すぐに慣れてしまう傾向があります」
(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/江村若奈
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年1月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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