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「怖がって近寄りもしなかった」元野犬と家族に→2年後の現在、“のんびりくつろげるようになった”姿にグッとくる!

出会った当時は推定1才2カ月だったレオくん。元野犬で生後6カ月のころに保護されて、保護施設で過ごしていたのだそう。レオくんとの出会いについて、飼い主さんは次のように話しています。
「私たちは、『いつか保護犬をお迎えしたい』と考えていました。そんなときに、当時中学生になる娘が保護犬のサイトで、『キツネのようなしっぽでイケメンのワンコがいる!』とレオを見つけたんです。
家族で話し合い、レオがいる保護施設まで面談しに行き、ご縁があってお迎えすることになりました」
警戒心がとても強くて怖がりなレオくん 少しずつ変化を見せるように


「保護施設の方が犬のトレーナーをされていることもあり相談したところ、『トイレに出てきたタイミングでクレートに戻れないようにして慣れさせる』というアドバイスをしてもらったんです。
それから徐々に慣れていってくれて、少しずつ散歩ができるようになったのは、お迎えから4カ月を過ぎたころでした。いつもおしりまで巻きついていたしっぽが、部屋の中では水平に上がるようにもなり、とても嬉しかったです」

初めての場所や人が多いところも苦手だけれど、以前と比べると家の中でものんびりとくつろげるようになったといい、こんなエピソードも。
「今では、私たちが食事をしていたりおやつを食べていたりすると、『何食べてるのー?』という感じで様子を見に来るようになりました。“家庭犬”らしくなったなと思います」
「レオは家族同然の存在」

「見た目はイケメンで凛々しくて、少し怖い印象を持たれることもあるのに、おっちょこちょいなところがあるのでつい笑ってしまいます。70代になる私の母もときどきレオと一緒に散歩をしますが、『散歩中に休憩ばっかりする犬はほかにおらんな(笑)』と、母はレオを見てよく笑っています」

「レオが保護犬だと話すと『幸せになってよかったね』と言ってもらえますが、幸せになったのは私たちのほうだと思っています。
これから一緒に過ごせる時間が増えるので、レオのペースでゆっくりと、レオが楽しいと思えるような場所に一緒に遊びに行きたいなと思います」
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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