「1年半引き取り手がなかった」新しい家族の前で緊張して震えていた保護犬→脱力をした寝姿にキュン

テカテカのお鼻を見せながら眠る犬。

写真の犬は、X（旧Twitter）ユーザー＠zasshu_no_kaitoさんの愛犬・カイちゃん（オス、取材当時：推定7～8才）です。カイちゃんは、基本的に日中はお昼寝をしていることが多いのだとか。ピーピーと音がするので飼い主さんが近づいてみると、鼻水を垂らしながら寝息を立てているカイちゃんがいたといいます。

その姿があまりにもかわいくて、撮ったのが先ほどの写真なのだとか。

飼い主さん：
「カイちゃんの脱力をして気が抜けた顔を見ていると、どんなに仕事で疲れていても笑顔になってしまいます。この写真を撮ったときは、しばらくカイちゃんの鼻息を浴びながら、一緒にお昼寝をしました」

長い間保護施設にいたカイちゃんと家族に

カイちゃんは元保護犬。飼い主さんに迎え入れの経緯をお聞きしました。

飼い主さん：
「自身が保護犬のボランティアをしていたこともあって関心があったのですが、譲渡のハードルが高く、お迎えはかなっていませんでした。
そんなとき、たまたまInstagramで見つけた譲渡会のお知らせに、カイちゃんの画像を見つけました。こんなにかわいいコには二度と会えないかもしれないと思い、会いに行きました」

しかし、カイちゃんはなかなか譲渡先が決まらず、1年半以上も保護団体で過ごした保護犬。お迎えした当時は急な環境の変化に緊張して、大好きなゴハンも食べられず、ずっと震えていたといいます。

そんなカイちゃんに、自ら近寄ってきてくれる瞬間が！

そんなカイちゃんですが、徐々に環境に慣れる様子を見せてくれたといいます。

飼い主さん：
「家に慣れてくれたと感じたのは、カイちゃんが、自ら飼い主の座るソファに登ってきてくれたときです。それまでは名前を呼んでも反応してくれなかったのですが、その日は呼んでいないのにそっとソファによじ登り、丸まって眠っていました。その姿に驚いたことを覚えています」

これから先も、一緒に歩んでいきたい

最後に、飼い主さんにカイちゃんへの思いをお聞きしました。

飼い主さん：
「カイちゃんは、何よりも大切で、かけがえのない存在です。もともと自分はインドア派ですが、『カイちゃんにいろんな経験をさせてあげたい』という気持ちから、旅行することも増えました。自分自身の健康にも気をつかうようになりました。
人生にうるおいを与えてくれたこのコには、『ありがとう』の気持ちでいっぱいです」

カイちゃんのことがかわいくてたまらない飼い主さん。これからも、一緒にいろんな思い出をつくっていくことでしょう。

写真提供・取材協力／＠zasshu_no_kaitoさん／X（旧Twitter）
取材・文／小崎華
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

CATEGORY 犬が好き

2025/10/19 UP DATE