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“距離のあった初対面”から3年 人馴れしていない保護犬が見せた勇気と成長にグッとくる!
人馴れしていない保護犬・ララちゃんとの出会い
飼い主さんはララちゃんの性格について、「人が大好きなタイプではない」と聞いていたといいます。初対面のときも距離があり、積極的に触れ合うことはできませんでした。
それでも、見た瞬間に“このコが気になる”という気持ちがどうしても消えなかったのだそうです。
「悩みましたが、家族でたくさん話し合って『完璧な理想のコはいない』と。ララちゃん優先の生活にしようと決めて、もう一度会いに行きました」
お迎えした翌朝に、嬉しい出来事が
「触れるのはまだ先だろう」と思っていた飼い主さん。ところが、お迎えした翌朝——ララちゃんは突然、そっと触らせてくれたのです。
緊張しつつも目を細め、穏やかな表情を見せるララちゃん。その姿に飼い主さんは驚き、胸がいっぱいになったそう。できる限り、ララちゃんのことをなでてあげたといいます。
人馴れしていないからこその大変さ でも、根気強く接すると変化が
「家に来てしばらくは、触らせてくれても抱っこはさせてくれませんでした。出かけるときにケージに入ってほしくても入ってくれなくて、毎日苦戦したことを覚えています。
抱っこしようとすればするほど、日に日に信用してくれていた私への警戒も出てきてしまい、近づいてくれなくなった時期も。どうしていいかわからず、泣きそうな日もありました」
ララちゃんは推定3才に! 成長とともに新たな一面も
飼い主さん:
「以前は車から降りるのも“そろーり”だったのが、今では着いた瞬間に飛び降りるようになって、初めての場所でもワクワクしているのが伝わります。知らない人が目の前を通っても平気になって、落ち着いた環境ならなでてもらえることもあります」
怖がりだったころからは想像できないほど、前向きで明るい表情を見せるようになったララちゃん。その変化に、飼い主さんは日々感動しているそうです。
ララちゃんは家族の中心にいる存在に
飼い主さん:
「娘たちは何をするにも『ララちゃんも一緒に』というほどの仲良しぶり。私もそうなのですが、気づけばいつもララちゃんを抱きしめて癒されています。
あっという間にもうすぐ4才ですが、まだまだ元気でいてもらえるようにサポートしながら、家族で楽しい思い出をたくさん作っていきたいです。
ララちゃんが今までどんな生活をしていたかわからないけれど、『幸せだな~』と思ってもらえるように、これからも全力で愛情をそそぎたいと思っています」
取材・文・構成/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年11月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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