犬が好き
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野犬だった推定6才、5才の元保護犬2頭と家族に→それぞれの個性を持ち“姉妹のように”仲良しに成長!
なずなちゃんがお迎えされたときは推定3才、のばらちゃんがお迎えされたときは推定2才だったそうです。
はじめにお迎えしたのはなずなちゃんで、飼い主さんは保護犬サイトから、なずなちゃんを見つけたとのこと。
飼い主さん:
「条件に合うコを見つけ、会いに行きました。すごくビビりではありましたが、物静かなタイプの夫と空気感が合っていて、並んでいる姿がしっくりきていたのが私の中では決め手でした(笑)」
そして、なずなちゃんをお迎えした1年後に、同じ保護主さんからのばらちゃんをお迎えした飼い主さん。
飼い主さん:
「なずなより1年遅れて保護され、諸事情により緊急で里親募集をしていたのがのばらでした。犬の多頭飼育は考えたこともなかったので正直迷いましたが、なずなに似ている姿を見たら放っておけない気持ちになり、お迎えを決めました」
なずなちゃんとのばらちゃんをお迎えしてからの日々
飼い主さん:
「最初は目が合うだけで怯えて震え、ピィピィ鳴いていました。スマホのカメラを向けるだけでも同じ状態だったので、私の背後にいるなずなをインカメでさりげなく撮影したりしていました」
もとは山で野犬として暮らしていて、市街地に慣れていなかったというなずなちゃん。
色々なものに怖がっていたのだそうですが、少しずつ慣れていく様子が見られたといいます。
飼い主さん:
「一番嬉しかったのは、1年半くらい経った頃に、初めて私たちが帰宅したときにしっぽを振って喜んでくれたときです」
飼い主さんはそんななずなちゃんの姿を見て、寂しさを感じてくれたのかと「感無量」になったのだそう。
飼い主さん:
「ただ、環境の変化で不安になっていて、そこから約4カ月は深夜2時~3時に必ず私を起こしにきて、かまえ!と要求されました。この人たちはこんなことも受け入れてくれるのかな?とワガママをして試してきていたのかなと思います」
その後、のばらちゃんは大丈夫だと安心できたのか、そういった行動をとらなくなったそうです。
飼い主さんはのばらちゃんがこうした行動を通して、飼い主さんのお家を「ずっとのおうち認定」してくれたのだと思い、嬉しかったのだといいます。
なずなちゃんとのばらちゃんはどんなコ?
飼い主さん:
「のばらがうちち来るまで、なずなには『遊ぶ』という概念がないのかなと思ってましたが、のばらを遊びに誘った延長で私にもプレイボウしてくれるようになりました」
また、なずなちゃんにはこんな一面もあるそう。
飼い主さん:
「変なところにこだわりが強く、例えば、この道路のここのゾーンだけは絶対に端っこを歩きたいとか、トイレシーツなら確実にど真ん中へ、みたいなことがあります」
一方でのばらちゃんは、お散歩のときにちゃんとなずなちゃんがついてきているか振り返って確認するそうです。
飼い主さん:
「のばらは大胆サバサバ系で、細かいことにはこだわらない、竹を割ったような性格なんですが(笑)、なずなを気遣う面倒見の良い一面もあるんです。」
「うちのコになってくれてありがとう」
飼い主さん:
「車も人も少ない道路をいきいきと散歩している姿が本当に楽しそうなので、移住を決めてよかったなぁと思っています」
最後になずなちゃんとのばらちゃんに伝えたい想いについて、飼い主さんに伺いました。
飼い主さん:
「『うちのコになってくれてありがとう』彼女たちのおかげで私たちの価値観やライフスタイルも大きく変化しましたが、今がとても充実していて幸せなので、この一言に尽きます」
写真提供・取材協力/@nazna20220717さん/Instagram
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年12月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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