犬が好き
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震災後に保護された野犬の子犬→14才の現在、家族の中心として穏やかなシニア期に
震災後に保護された乙女ちゃんと家族に
ある日、食べ物を探していた乙女ちゃんは、納屋にあったカラスよけネットに引っかかり、動けなくなってしまっていたのだそうです。
幸いにも、避難区域などで犬や猫の世話や保護をしていた個人ボランティアさんが乙女ちゃんを発見し、保護したといいます。
飼い主さん:
「当時、近くには猿の群れもいたようで、本当に危ない状況だったと聞いています。保護当時の乙女はひどいケガをしていたそうですが、すぐに動物病院で治療を受けることができました。
その後、別の動物病院で受け入れてもらい、2週間ほどを経て、ボランティア団体さんのもとへやってきたそうです」
飼い主さん:
「ペット雑貨の販売とトリミングサロンを営んでいる知人の店に、夫の実家のチワワを連れて、2、3年ぶりに訪れたときのことでした。
入り口で乙女を見た瞬間、『今までに見たことがないくらいかわいい子犬がいる!』と思って、一目惚れしてしまいました。
ちょうど里親探しをしているということだったので、その場で夫に連絡をして、家に迎えることにしたんです」
ツンデレだった乙女ちゃんが見せるようになった甘えん坊な一面
好きな人・犬のときはいいけれど、嫌いなタイプの人・犬に対してはそっけないような態度を見せ、対応に困ってしまうこともあったそうです。ツンデレな性格でもあり、家に迎えたころはまったくといっていいほど甘えてこなかったといいます。
「おなかを見せて『なでて』と甘えるような態度を見せるようになったんです。迎えたころと比較して、驚きと嬉しさを感じました。
また、ふだんは『ひとりで大丈夫』という素振りをしている乙女ですが、お出かけで留守番が長くなるとものすごく怒るんです。感情表現をあらわにしてくれるところもかわいくて、そんな乙女の姿が見られて嬉しいです」
乙女ちゃんとのこれまでを振り返って
なかでも印象的だったのが、足の成長だったそう。足だけがものすごく伸びていったといい、「『ヤギのようになるのではないか!?』とビックリしたことは、今でも覚えています」と飼い主さんは笑います。
「昨年、13才になる前に乙女が保護された地域を訪れることができたんです。『ここからウチまで来てくれたんだな』と感慨深く、乙女と出会えたことにあらためて感謝した一日になりました」
「我が家の家族の中心」だという乙女ちゃんへ
そして14才になった現在も、乙女ちゃんは飼い主さん家族にとって「我が家の家族の中心」といえる存在。飼い主さんは、現在の乙女ちゃんとの暮らしについてこう語ってくれました。
「実は、今年に入って乙女は足を痛めてしまいました。今は回復していますが、無理をさせないように抱っこやカートも活用しています。
もともと抱っこはあまり好きではなかった乙女ですが、最近は『抱っこしてもいいよ』と言ってくれているように、身を委ねてくれるようになりました。その姿を見るたび、私たちに安心してくれているのだと感じて、より愛おしくなります。
また、抱っこやカートを使う暮らしにも乙女なりに慣れてくれていて、『14才になっても頭のキレは健在だな』と、親バカながら感じています。
毎日のようにおやつを催促して私たちを困らせていますが、食欲があって元気でいてくれることが何よりありがたいです」
取材・文/雨宮カイ
※文中の表現は、飼い主さんご自身の表現に沿っています。
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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