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犬と雲海ゴンドラに乗ろう【穴澤賢の犬のはなし】

先代犬の「富士丸」と犬との暮らしと別れを経験したライターの穴澤賢が、
数年を経て現在は「大吉」と「福助」(どちらもミックス)との暮らしで
感じた何気ないことを語ります。

2026年もゴンドラに乗って雲海を見に行った。これは「富士見パノラマリゾート」が期間限定でやっている『雲海ゴンドラ』という催しで、朝5時半からゴンドラが動いて、運が良ければ雲海が見られる。

愛犬と楽しめるから一緒に行く。

昨年、妻から行こうよと言われたときは「そんなもん、早起きして見に行く価値あんの?」というリアクションの私だったが、今年は逆に「雲海ゴンドラ始まるみたいだから行こうよ」と前のめりで誘った。私は、すぐ手の平を返すのだ。
でもなぜだろう。別に雲海を見て感動したわけでもないのに。ただ、早起きして大福とゴンドラに乗って上まで登り、運良く雲海が広がっている光景を一緒に見られたことに対する喜びとでもいうか、そんな思い出が1つできたことがうれしい。いずれにしても、大福が一緒じゃなければ絶対行かないのは間違いない。
私の場合、何事もそういう基準で行動している気がする。以前は登山に誘われても「登って降りて何が楽しいの?」という態度だったのに、一度試しに行ってみて大福(特に福ちゃん)が山登りが大好きだと分かると、登山好きになった。
けれど、犬が一緒に登れない山には行かない。妻はそんな山にも行くようになったし、スキーも始めたが、私はいつも「行ってらっしゃい」と見送る。興味がないのだ。

大福が喜ぶかどうか、が決め手に。

音楽(楽器)と釣りだけは、犬と関係なくやるが、それ以外はほぼ犬がからまないとやらないと言っても過言ではない。判断基準がほぼすべて「大福が喜ぶかどうか」なのだ。
たぶん犬は雲海なんてなんとも思っていないが、早起きして一緒にイレギュラーなおでかけすることが楽しそうだ。
さらに、6〜8時はレストランがオープンしていて、たまごかけごはんや豚汁が食べられる。屋外で、犬と一緒に雲海を眺めながら。
これが不思議なのだが、ただのたまごかけごはんなのに、めちゃくちゃおいしく感じる、紙の器なのに。ここまでが雲海ゴンドラのワンセットだと言ってもいいかもしれない。
これを読んでいる人は、いまいちピンとこないかもしれない。だとしたら、犬と行ってみるといいと思う。昨年、全然乗り気ではなかった私が、今年は自分から行こうと変わった感覚が分かると思う。
ただ、遠くから早朝に入笠山に着こうとするといろいろ大変なので、そういうときは犬OKの居酒屋兼ペンション「MIC HOUSE」に前乗りすればいいと思う。そこからだと20分ほどで行けるので、少しだけ早起きすればいい。
あとは雲海が見られるかどうか。2026年は11月15日までの期間限定なので、この機会にぜひ。犬と雲海を眺められるといいね。
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