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「いつかここが必要なくなるまで」神奈川ドッグプロテクション代表が語る思い

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殺処分ゼロを目指し、神奈川県動物保護センターから中・大型犬を中心に犬の保護活動を続けている「神奈川ドッグプロテクション」の活動を紹介します。

※保護犬、飼い主さん、お話を伺った方々の情報は2018年6月11日現在の情報です

1回目の記事|最後まで残る中・大型犬を救うために「神奈川ドッグプロテクション」がしていること

2回目の記事|譲渡会で出会った保護犬が、少しづつ家族に甘えるようになるまで

飼い主さんのもとがいちばん。目の前の命と向き合い、愛情を注ぎ続ける

殺処分ゼロを目指し、神奈川県動物保護センターから中・大型犬を中心に犬の保護活動を続けている「神奈川ドッグプロテクション(以下、KDP)」の代表である菊池英隆さんは、最近の保護犬を取り巻く環境について、こう話します。

「ここ数年で、うれしいことに保護施設から犬を迎える飼い主さんが増えてきました。飼い主さんの意識も高くなり、捨てられる犬も以前より減ってきたようです。しかし飼い主さんが病気や事故で亡くなってしまったなどで、やむをえず飼えなくなってしまう犬はいなくならないでしょうね。そんな状況になったとき、どうすべきか相談に乗ってくれるのがセンターであってほしいと思います」

「ここにいる犬たちはみんな幸せそうと訪れた人たちは言いますが、一般家庭とここでは天と地ほどの差があると思いますよ。一般家庭なら、家族からの愛情を独占できますから。だから私は、どんな犬でも自分の犬にはしないようにしています。そうするとシェルターを出られなくなってしまうので」

KDPはあくまでも、センターから新しい飼い主さんのもとへ迎えられるまでの一時的な施設であると強調する菊池さん。
「本当は一刻も早く、この神奈川ドッグプロテクションをたためることが目標なんです。センターの収容頭数が限りなくゼロに近づけば、私たちのような保護団体が引き取る必要もなくなるわけですから」

いつかKDPがなくなるその日が来るまで、菊池さんは目の前の命と向き合いながら、大好きな犬たちに愛情を注ぎ続けるのでしょう。

出典/『いぬのきもち』2017年4月号
取材・撮影・文/尾﨑たまき

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