犬が好き
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柴犬がポケットに入れられるくらい小さくなったら|連載「ここ掘れここ柴」vol.20
今週の「柴犬のここが好き」
「これくらいの大きさになったら、ポケットに入れて連れて行くのにな〜」と、ちっちゃくなったとこを想像しちゃう。
ドラえもんの「スモールライト」(ご存知でしょうか)があったら。。
通勤や通学の時、これくらいの大きさにして職場や学校へ連れて行って、自分のデスクの上を走り回らせて…そんな想像をしてしまったこと、きっとあると思います。
子供の頃はいつもそんなことを考えていました。
今は、仕事に疲れた時、ふとデスクの端に目をやると筆箱を枕にして寝ているこよみさんがいる。
これ以上の癒し効果はないと思いつつ、可愛すぎて仕事にならない可能性もあるなと危惧してしまいます。
毎朝、「いってきます」が辛くてなんどもなんども振り返ってしまうのですが、当の本犬は見送りにも来てくれないことが多く、少し寂しい思いをすることもあります。
こよみはお留守番に慣れているのかな?
ソファの上から目だけで「いってらっしゃい」を伝えてくるこよみ。
各ご家庭でお見送りとお出迎えの儀式には違いがありそうですね。
我が家に来たばかりの柴犬こよみの特徴
我が家に来たばかりの頃のこよみです。
みなさんにこよみのことを紹介したくて、特徴をイラストにしました。
○細くて長い手足
○くっきりしたかもめ眉
○アイラインの薄いつぶらな瞳
○頭のてっぺんの寝癖みたいなぴょこんとした毛
○しっぽの先の硬くて長い白い毛
○おでこに縦に一本深いシワ
○長くてシュッとしたマズル
家族で、体型が現代っ子やなあなんて話していました。
先代のはんちゃんは、マズルも手足も短くてギュッと詰まっていたので、外見はまるで対照的でした。
性格も控えめというか、少しもじもじしているような印象だったので、
「お腹すいてないか?」
「もっとお水飲むか?」
「おもちゃで遊ぶか?」
こちらも気をつかっているというか、少し不安そうな表情に見えるとその不安の原因を探ろうと必死になっていました。
放っておけない、守ってあげなきゃ、そう感じました。
健康美人になった柴犬・こよみさん
だんだんとムチムチもふもふボデーになっていきました。
つぶらな瞳にはくっきりと太いアイラインを引くようになり、長くシュッとしたマズルは、モコっと丸くなりました。
薄かった胸板は厚くもふもふに。
かもめ眉はすっかり消えて無くなり、代わりに白い麻呂眉が出現しました。
中でも一番不思議だったのは、手足の長さの変化です。
どうして短くなるのか?
足が太くなるのは理解できましたが、長さが変わることが理解できず、写真を見比べては首をかしげ、あまりの変化に思わず笑ってしまうのでした。
胸板が厚くなった分、足が短くなっているように見えるということなのでしょうか。
胸板に現れた謎の三角はつまむと柔らかくて気持ち良く、いつもタプタプ触らせてもらっています。
こんな感じで、大きく変化したこよみ。健康的で、とっても美人さんになりました。
でも、少し、ほんの少しだけ、我が家に来たばかりのこよみが懐かしく感じられたりもしました。
見た目の変化とともに、性格にも変化が起こり始めるのです。
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