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愛情のキャッチボールができるとこ#いぬのここがすき|連載「ここ掘れここ柴」

犬以外にもいろんな生き物が好きだった子どもの頃

「いぬのここが好き」という特別テーマで書いてみます。

幼い頃、我が家にはたくさんの生き物がいました。

めだか、タナゴ、ドジョウ、ハゼ、ザリガニ、ミドリガメ、文鳥、十姉妹、ハムスター、モルモット、てんとう虫やチョウチョを孵化させたこともあります。

小学校のクラスでも「いきもの係」をしていたほど、私は生き物が好きな子供でした。

ご近所には犬を飼っている家が多く、よくご近所の犬に一緒に遊んでもらったりしていました。犬を飼う前から犬との触れ合い方を学んでいきました。
いつ頃、何のきっかけで犬を飼いたいと思うようになったのか覚えていませんが…

悲しみや苛立ちを吸い取ってくれるよう

ここ柴の愛犬「こよみ」
反抗期、父や母と喧嘩して、泣きながら2階の自分の部屋にこもることがよくありました。

一人でグスングスンと泣いていると「トン・・トントン・・・」と階段を上ってくる小さな足音が。

柴犬のハナです。

そーっと部屋の中に入ってきて、私の手の甲に落ちた涙を舐めてくれるのです。

それがわかっているので、私はあえて涙を拭わずにポタポタと手の甲に落とし、待っていました。

すっと私の膝の上に登り、私の目をじっと見つめ、私のイライラを全部吸い取るまでそうしてじっとしてくれているのです。

ふわふわした毛、柔らかい体、暖かさ、重さ、、ハナは小さい体の全てを使って私に安らぎを与えてくれました。

何に腹を立てていたのかと冷静になって、ハナを抱いて下に降りると、もうその時には喧嘩は終わっているのです。

犬は飼い主と愛情のキャッチボールができる

ここ柴の愛犬「こよみ」
私が思うに…犬は。

犬は、自分で考え、自分で行動します。

そして、犬とは目が合います。

犬とは、キャッチボールができるのです。

見返りを求めるのは愛情ではないとよく言いますが、犬は与えられた愛情に対して、同様にご主人に対して愛情を返してくれていると感じます。

と言うより、犬はご主人のことを愛しているのだと思います。

私たちが犬に対していろんな感情を抱くように、犬もまた私たちに対していろんな感情を抱いているのではないでしょうか。

だからあんなに語りかけてくれるのだと思います。

楽しいよ、嬉しいよの顔。

怖いよ、悲しいよの顔。

どうしたの?心配だよの顔。

めだかやザリガニへの愛情は一方通行でした。一生懸命世話をしてもハサミで挟まれて怪我をすることもありましたから。
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