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柴犬あるある・こだわりのトイレがある|連載「ここ掘れここ柴」vol.44

今週の「柴犬のここが好き」

お手洗いは”草の上”で、と決めてるとこ。

どんなにちっちゃくても大地を踏みしめてしたいよね。
大きい方は拾いにくいんだけどね。

子供の頃、実家の近くには田んぼが多く、大きな川や土手なんかもあって、自然がいっぱいでした。
当時一緒に暮らしていた、はなとそらは自然いっぱいのお散歩コース。
都会の柴さんはどこをお散歩してるんだろうと心配したこともあります。
都会の柴さんは、ほんの少しの自然を見つけるのが上手なんですね。
コンクリートだらけの街中で、”私だけの庭”を見つけて大切にするんですよね。
毎日じゃなくてもいいからたまに様子を見に行って肥料をあげたり。
ご主人にお水もあげてもらいましょう。
大きい方が出た時は、ご主人にとってもらおうね。
ただね、ご主人の立場から言わせてもらうと、コンクリートの上の方がうんと取りやすいんだよ。
草を一緒に掴んでしまったり、引っこ抜いてしまったり。

でも、小さな大地をふみふみしている姿はなんともいじらしくて、ふみふみ、くるくる、ふみふみ、くるくる、、、いつまででも見ていたくなりますよね。
街中に生えている雑草。
雑草かもしれませんが、雑草でもいいから残っていてほしいと思います。

今週のおまけ

こよみは私の実家よりさらに自然の多いところで生活していました。
我が家の一員になった時は私の実家で暮らし、今は私の実家よりも都会で生活しています。
家がころころ変わってしまうのはあまり良くないのかもしれないとも思いましたが、
こよみが来て1年ほど経った時に今の家に引っ越しました。

今日は、実家の近くでお散歩していた時のこよみのお散歩コースをご紹介。
大自然の真ん中に実家があったわけではありません。
少し足を伸ばせばすぐに自然に触れることのできる場所でした。
生まれた時からずっと生活した場所。
保育園のお散歩で歩いた道。
はなもそらも歩いた道。
はなとそらと歩いた思い出の道。

お気に入りは桜並木です。
本当に立派な桜の木が続く、見事な並木道でした。
満開の桜も、散り際の桜吹雪も。
桜が咲き出すと自然とそちらに足が向き、「まだちょっと早いなあ。」「もう2、3日で見頃やなあ」と桜の開花情報を家族で共有するのです。
お散歩はどこに行っても楽しいものですが、桜が咲いているお散歩は格別ですね。
”柴犬と桜”
絵になるんですよね。
写真に収めたくて足を止めると、決まって「早くしてよ」とむすっとされてしまうのですが、それでも収めたいんだから仕方ないですよね。
桜の季節が終わっても、足元に春の便りが届いたり、緑豊かな場所は本当に気持ち良いです。
これはもう気持ちの問題なのかもしれませんが、平日の仕事で目を酷使しても、お休みの日に緑いっぱいのところにお散歩に行くと視力が回復するような気がするのです。
今の家はもちろん快適ですが、たまに実家の近くを散歩したくなるのです。

こよみさんはどのお散歩コースが一番好きかな?

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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