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トラブルに発展することも…外出先で目撃した犬の飼い主の「まさかの行動」に驚愕
お散歩やお出かけなど、愛犬を連れての外出は楽しいもの。でも、その外出先でトラブルに遭遇してしまうことも…?
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「愛犬と外出のときに起こったトラブル」について、2つのアンケート調査を実施しました。
①外出先で「ありえないと思ったほかの犬の飼い主さんの行動」を目撃したことがある?

まずは、「外出先で『ありえないと思ったほかの犬の飼い主さんの行動』を目撃したことがあるか」というアンケート調査の結果、飼い主さんの約6割が経験があるとのこと。
いったいどんな出来事があったのか…そのときのエピソードを聞いてみました。
ルールやマナー違反

まず多く寄せられたのは、「ルールやマナー違反をしている」という声です。
・「ウンチを拾ったかと思ったら、ティッシュごと、近くの川に投げた」
・「お店の前にウンチをそのままにしている」
・「自転車乗りながらの散歩。ウンチを他人の敷地に放置・田んぼにポイ捨て」
・「前を歩いていた犬が歩きながらウンチをポロポロ落としていたが、飼い主はまったく気にせず行ってしまった。よく見たら飼い主は手ぶらだった」
・「ノーリード。まったく周りを気にする様子もなく、周りだけはヒヤヒヤしています」
・「飲食禁止のドッグランで、飼い主が人間用のおやつを食べ始め、おまけにそのおやつをその人の犬にあげたのだが、食べなかったのを放置。何か分からん人間用のお菓子をウチのコが食べてしまったので、何を食べたのか聞いたら『それが何か!?』って対応だった」
・「公園の散歩中、リードをずっと付けずに散歩している中年のご婦人、『うちのコは、絶対大丈夫なのよー』と。絶対大丈夫なんてないと思うのですが」
・「ノーリードで散歩。慣れているという自信なのでしょうが、愛犬の安全を思えば有り得ないと思いました」
・「ドッグカフェで食事していた飼い主の方が、自分が使用してるお箸やスプーンでワンコに食べ物を与えていた! いくらドッグカフェでも人とワンコの使うものは分けなきゃダメでしょ!!」
見ていてヒヤヒヤ…

また、見ているこっちがヒヤヒヤしてしまうような行動をしている飼い主もいるみたいです。
・「暑いのに車の中にワンちゃんを置いたままお買い物とか、コンビニやスーパーの前に繋いだままお買い物…暑いのにかわいそうだし、かわいそうだけではすまされないと思います」
・「道路が暑くなってる時間に平気で散歩させてる方がいた」
・「夏場の夕方、まだアスファルトも熱い時間に自転車に乗りタバコを吸いながら犬を散歩させてる人がいた。散歩というより灼熱の中のマラソン状態で虐待に近いと感じた」
・「リードを離してボール遊びさせていた。飼い主に断らずに飼い犬を近づけ挨拶させようとしていたが、相手の犬は明らかに威嚇行動をとっていた」
・「住宅街の道路をノーリードで散歩。車を運転してたので、車からは犬の姿が見えなくて、轢いてしまったら怖いので通りすぎるまで停車するしかなかった」
・「観光施設内にある小さなドッグランで我が家の犬が噛み付かれたことがあります。私は自分の飼い犬を守るために、相手の犬を払い除けたのですが…その犬の飼い主さんは笑いながら、『仲良く遊んでる』と止めに入ることもなく…周りにいた他の飼い主さんから『あんた何してんの!』とか、『自分の犬、押さえろ!』などと言われ、初めて止めに入ってきました。幸いケガはありませんでしたが、暫くの間は他のドッグランにも行けないくらいトラウマになりました。
『遊んでる』のか『ケンカしてる』のかの区別も付けられない飼い主(犬)に公共のドッグランで遊んでほしくない…と思った出来事でした」
愛犬を守ってあげない

なかには、自分の愛犬を傷つけるような行為をしているケースを目撃したこともあるようです。
・「自分の愛犬の悪口、侮辱行為」
・「自分で飼っているワンちゃんを守ってあげない飼い主」
・「嫌がる犬を無理やり引きずり散歩している光景」
・「スマホばかり見てワンちゃんにまったく構わず、見向きもせず」
・「言う事を聞かないワンちゃんに対して脅しのような言葉と同時に飼い主さんの足でつついていた。蹴っているようにも見えた…」
・「犬の行きたい方向と飼い主の行きたい方向が違ったようで、犬を引きずり首吊り状態にしていた飼い主がいた。引きずるなら抱き抱えたらいいのに…」
自分の愛犬に対してひどいことをする飼い主もいるとは…同じ飼い主として、信じられないと思った人も多いようです。
また、愛犬のウンチの処理をするのは飼い主として当然のことですし、ノーリードで犬を散歩させることも大変危険です。
②外出先で、「ほかの犬の飼い主さん/非飼い主さん」となにかトラブルに発展したことがある?

続いて行ったのが、「外出先で、ほかの犬の飼い主さん/非飼い主さんとなにかトラブルに発展したことがあるか」というアンケート調査。その結果、少数ではありますが、飼い主さんの約1割が外出先でなんらかのトラブルを経験していると判明。
どのようなトラブルが起こったのでしょうか…?
【実話】「ほかの犬の飼い主さん/非飼い主さん」との間で起こったトラブル

・「散歩中に他の犬がノーリードでいきなり犬嫌いな愛犬に飛びかかってきた。愛犬はパニックを起こして救出するまで大変でした」
・「ドッグランでの噛みつきトラブル」
・「ノーリードのガウガウ犬が走ってきて犬は無事だったが、私が転んでジーパンが破けた」
・「歩道で伸びるリードで散歩させてる犬が、すごい勢いで吠えながらむかってきたときは、怖かった。うちの犬が、まだパピーの頃で、慌ててひもをひっぱりあげて逃げた」
・「トラブルというか、リードを長くしたワンコが『遊ぼう!』と来たが、ウチの子はよそのワンコが怖いので困った。飼い主さんは遠くにいた」
・「トラブルまではいかないが、犬の散歩中に非飼い主から『邪魔!』と言われたり舌打ちされたり『こういう犬が嫌いだ』といきなり文句言ってくるおじいさんとかいたなー」
・「トラブルまでではないが、去勢をしてるかと聞かれたので『してます』と答えたら、『可哀想に。なんでそんなことをしたんだ』と言われた」
・「フンを拾っているときにリードが伸びてしまい、通りかかった犬の飼い主さんに、『うちのコは、てんかん持ちなんだから気を付けて』と注意された。他の犬を寄せ付けたくなかったんだと思う」
・「1人で中型犬2匹を散歩させていて、私の犬は吠えてないのに急に噛まれた。緊急手術を受けることになり、損害保険で対応。人がはいり精神的に辛くなった。緊急手術した私の犬は緊急手術に成功し無事に退院し今は大丈夫です」
トラブルとして多かったのが、ノーリードや噛みつきなどのケース。ノーリードや伸びるリードによってほかの犬や飼い主さんに怖い思いをさせてしまうこともありますし、愛犬が交通事故に遭うなどのリスクも考えられます。
実際に、ノーリードによるトラブルは裁判にまでなることもあるので、飼い主さんは覚えておいてくださいね。
散歩中、愛犬がほかの犬に噛まれてケガ! 精神科での治療費をもとめて裁判に

飼い主さんたちのエピソードを見てきましたが、残念ながら外出先などでトラブルに遭ってしまうこともあるようです。
愛犬のためにも、周囲の方のためにも、飼い主さんひとりひとりがマナーを守って行動できるように配慮しましょう。
『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 犬の飼い主さんのトラブルに関するアンケートvol.01』
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
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