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甘えん坊で家族のマスコット的存在♪ 先代犬との絆を感じるエピソード|特別企画「#スマイルドッグ ありがとうを叫ぼう」
愛犬はどんなときでも飼い主さんのそばに寄り添っていてくれますよね。言葉は話せないけれど、愛犬の優しさを感じ、癒されたり心が救われたという経験をした方もいるのではないでしょうか?

こちらは、山口さんご家族(@sena0224joy)の愛犬ゴールデン・レトリーバーのアランくん(♂・2才)。
ひとなつっこい表情が愛らしいアランくんは、大のパパっ子♪ 大好きなパパさんとのほっこり癒されるやりとりなどはInstagramで大人気で、毎回大きな反響を呼んでいます!

そこで今回は、「#スマイルドッグ ありがとうを叫ぼう」をテーマに、アランくんとの出会いや魅力、そしてアランくんに伝えたい思いなどを、ママさんにたくさん語っていただきました。
SNSでたまたま見た1枚の写真に、運命のようなものを感じた

2018年のある日のこと。ママさんは、たまたま開いていたFacebookで、1枚の写真を目にします。このとき、先代犬のセナちゃん(♀/ゴールデン・レトリーバー)と暮らしていましたが、「いつか多頭飼いをしたいなぁ」とぼんやりと夢見ていたのだそう。
そして、この写真を見たときに運命のようなものを感じてしまったといいます。
ママさん:
「母犬がとても穏やかな表情で子犬たちに母乳をあげてる姿が頭から離れなかったのと、この写真に運命的なものを感じて。すぐにこの写真を掲載していたブリーダーさんに連絡をとりました。
このときはまだ知らなかったのですが、この母犬と先代犬のセナは、おじいちゃん犬が一緒だったのです。もしかしたら『どこかセナに似てる…』って思ったから、この写真を見たとき印象に強く残ったのかもしれません」

そしてご家族で、実際に子犬たちに会いに行くことに。9頭生まれた子犬たちはどのコも可愛くて、なかなか決めることができなかったそうですが、パパさんが「この子!」と選んだのがアランくんでした。

ママさん:
「あの写真と出会った頃、ちょうど我が家は新しい家を建てている最中でした。その家は、セナが少しでも快適に過ごせるようにと、家のあらゆる場所をセナのためにこだわり尽くした家でした。
そして『いつか、多頭飼いをしたい…』と思っていた矢先だったので、本当に絶妙なタイミングでアランと出会うことができたんです」
1枚の写真を見て、運命のようなものを感じた山口さんご家族は、アランくんを迎え入れて、念願だった多頭飼いをスタートさせたのでした。
アランくんは根っからの甘えん坊気質で、家族みんなのマスコット的な存在に♪

基本的にのんびりおっとりしていて、犬なのにちょっぴり猫っぽい性格だというアランくん。抜けている一面もあるようで、イマイチ何を考えているのかわからず、不思議ちゃんに見えることもあるのだそう。

そんなアランくんの存在を、ママさんはこのように話します。
ママさん:
「我が家に来たときには、すでに先住犬のセナがいたため、アランは根っからの甘えん坊気質です。また、我が家には娘が2人いるのですが、ただただアランを甘やかすので、輪をかけて甘えん坊さんになってしまいました。
アランはどんな存在かといえば、家族みんなのマスコット的な存在。家族みんなの愛情のベクトルが、すべてアランに向かっていますね」

遊び方や、玄関でパパさんの「いってらっしゃい」のお見送りや「おかえりなさい」のお出迎えなど、アランくんは優しいセナちゃんからいろんなことを教わったそう。

アランくんは、山口さんご家族・セナちゃんからのたくさんの愛情を感じながら、すくすくと成長していったようです。
じつは、パパさんイヤイヤ期があった!?

大のパパっ子のアランくんですが、じつは「イヤイヤ期」があったのだそうで驚きです。今では、家族みんなの笑い話になっているのだとか。
ママさん:
「アランとおとーちゃんとの関係性は、最初は本当に最悪でした。アランを選んだのはおとーちゃんなのに、アランはおとーちゃんにあまりなつかなくって。
おとーちゃんは、本当に犬にはとにかく好かれる人なんです。どんな犬もすぐなつくのに、なぜかアランは違いました…。それが今でも本当におかしくて、懐かしいですね(笑)」

パパさんと意地でも目を合わせようとしなかったり、抱っこされるとテンションがだだ下がりになってしまったり…!
アランくんはわかりやすく「イヤイヤ」を表現することもあったようですが、それでもパパさんはめげずに、今と変わらない愛情をたくさんアランくんに注いで可愛がっていたそうです。

現在のアランくんとパパさんは、そんな「イヤイヤ期」があったとは感じさせないほどのラブラブぶりを見せつけて、見ているファンたちを魅了しています。
ママさん:
「アランにとっておとーちゃんは、一家のボスであると同時に、いつでも思いっきり遊んでくれる存在。リーダーのように、とってもとっても信頼してる様子が見ていて伺えます」
「#スマイルドッグ ありがとうを叫ぼう」ーーアランくんに伝えたい思いとは

アランくんが1才になる少し前、セナちゃんは下半身が動かなくなってしまい、重い病気にかかっているということがわかりました。
子犬のアランくんは、まだまだやんちゃ盛りで思いっきり遊びたい時期だったと思いますが、セナちゃんにちょっかいを出すこともなく、優しく、いたわるようにいつもそばに寄り添っていたのだそうです。

ママさん:
「まだおチビちゃんだったアランは、幼いなりに頑張ってセナに寄り添ってくれていました。セナの具合が悪くなって、アランは思いっきり遊べなかったり、散歩もゆっくり行けなかったり。
なにより、みんなが『セナ、セナ…』って言うものだから、きっと甘えん坊のアランにはすごく我慢をさせてしまったと思います。
犬って言葉は話せないけれど、気持ちがちゃんと通じるんだと思いましたし、本当に優しい、優しい生き物なんだと思いました」

2019年5月18日、セナちゃんは闘病の末、旅立ってしまいました。大好きだったセナちゃんがいなくなり、悲しみのなかにいたご家族を救ってくれたのはアランくんだったといいます。
そんなアランくんに今伝えたい「ありがとう」の思いを、ママさんに語っていただきました。
ママさん:
「セナがお空に旅立ち、私たち家族が悲しみにくれていたときに、『僕がいるよ…』と家族のみんなの心に寄り添い、みんなを元気にしてくれたよね。アランだってきっといっぱい寂しかったはずなのに、私たち家族はアランの優しさに本当に救われました。アラン、本当にありがとう。
セナが亡くなったあたりから、急激におとーちゃん大好きっ子になったけど、今思えば、セナがかなりのおとーちゃん大好きっ子だったから、セナに遠慮していた部分があったのかな?」

ママさん:
「私たち家族はみんな、アランがただそばにいてくれるだけで本当に幸せだし、今アランと一緒に過ごせるかけがえのない日々がとっても愛おしいです。アラン、私たち家族のもとへ来てくれて本当に本当にありがとう」

アランくんと幸せ溢れる日々を過ごしている山口さんご家族。あたたかくて素敵な日常の様子は、Instagramでぜひご覧くださいね!
【番外編】アランくんママが思う「ゴールデン・レトリーバーあるある」ってなんですか!?

最後にもうひとつ、アランくんと暮らして思う「ゴールデン・レトリーバーあるある」についても、ママさんに語っていただきました。
ママさん:
「人類みな友達…ではなく、人類みな飼い主さん…っていうぐらい、とにかく人間が大好きです。むやみやたらたと笑顔でフレンドリー。初めましての人でも、とりあえず『あなたが大好きですーー』のアピールがすごいですね」
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参照/Instagram(@sena0224joy)
取材・文/雨宮カイ
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