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寒い時期の犬の留守番で「部屋の暖房はつける派?つけない派?」 意見が割れる結果に

愛犬をお留守番させることがあると思いますが、飼い主さん不在時の寒さ対策ではどんなことをしていますか?

寒い時期、犬の留守番時に部屋の暖房をつけていく人は約半数!

いぬのきもちWEB MAGAZINE 愛犬の留守番に関するアンケートvol.02
いぬのきもちWEB MAGAZINE 愛犬の留守番に関するアンケートvol.02 400件の回答
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「暗くなるのが早くなりましたが、犬を留守番させているとき、部屋の暖房はつけていきますか?」というアンケート調査を実施。その結果、飼い主さんの約半数がつけて外出すると回答しました。

「いつでもつける」人が最多!

いぬのきもちWEB MAGAZINE 愛犬の留守番に関するアンケートvol.02
いぬのきもちWEB MAGAZINE 愛犬の留守番に関するアンケートvol.02 400件の回答
また、飼い主さんに部屋の暖房をつけて外出する際のシチュエーションについて尋ねてみたところ、「いつでもつける(47%)」がもっとも多く、次に「その他(28%)」「帰宅が夜になる場合はつけて出かける(15%)」と続きました。

「その他(28%)」の回答は…

まったりするイタリアン・グレーハウンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
「その他(28%)」と回答した飼い主さんに、部屋の暖房をどのようにして出かけているのか聞いてみたところ、次のような声が寄せられました。

・「タイマーで冷え込む夕方からつくようにして行く」

・「朝出かけるギリギリまで暖房をつけておき、つぎは昼頃からタイマーでエアコンがつくようにしておきます。職場でスマホのエアコン連動アプリをみて室内温度を確認し、早めにエアコンをオンにしたりもします。また冬場は朝からエアコンをつけたまま出かけるようにしています。部屋の温度が大体一定になるよう気をつけています」

・「その日の、外の天気によって変えています」

・「昼間は日当たりがよく、冬でも暑いくらいなので、通常はつけない。曇りで寒い日など明らかに寒そうな時だけつけていく」


まったりするMix犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
・「温度が高くなりすぎないように不在時はエコ設定にしている」

・「北海道の家は集中暖房なので、寒いシーズンはどの場所も暖かくなっているので気にかけることがありません」

・「出かける前に、部屋を暖めています。洋服を着せて、寝るところ、二箇所に、毛布を置いています」

・「寒い日はヒーターを入れて行くし、日中暖かそうであれば、タイマーで夕方からスイッチが入り、室温が下がりすぎないようにしています。17才の高齢になり、もしも寒かったら可哀想なので、最近は犬スペースの一部に小さなホットカーペットを設置して弱くつけておき、寒くなったらそこに行けば良いと教えてあります。体温調節ができない高齢犬は、涼しいところと暖かいところを作っておいてやらないと心配です」


どんな暖房器具を使っている?

まったりするカニーンヘン・ダックスフンド
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
ちなみに、「暖房器具をつける」と答えた飼い主さんに、どんな暖房器具をつけて出かけているか尋ねてみたところ、次のような回答が寄せられました。

・「エアコン」

・「エアコンと加湿器」

・「床暖房」

・「パネルヒーター」

・「ホットカーペットのみです」

・「ヒーターを弱にして出かけています。暖房はつけません。扇風機兼空気清浄機をアプリで操作できるので、室温を確認して暑そうなときは扇風機を強くして調整しています」

・「倒れると自動停止する電気暖房器具」

・「電気ファンヒーターかエアコン」

・「ガスや石油ストーブは危ないので、オイルヒーターをつけてます」

・「コタツを弱にして、コタツ布団を一部まくり上げています」

・「犬用のあんか、ふとん」


「エアコン」という回答が多い印象でしたが、ほかにもさまざまな暖房器具を使っている人がいるようですね。

【獣医師が解説】犬の寒さ対策で、飼い主さんが注意するべきことは?

あたたまるトイ・プードル
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬がいる部屋で暖房器具を使う際、注意点もあります。ここからは、「犬の寒さ対策で飼い主さんが知っておきたいこと」について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

部屋全体を暖める暖房器具の種類

エアコン、場合によってはストーブを使うと、部屋全体を暖めることができます。ただし、乾燥しすぎると犬も風邪を引きやすいので、同時に加湿も必要です。

エアコンは細かな温度調節が可能な上に、やけどやイタズラの心配もありません。愛犬を留守番させるときでも、低い温度で自動運転にしておくことで、犬がのぼせる危険を防ぐこともできます。

部分的に暖める暖房器具の種類

ストーブ、ヒーター、ホットカーペット、湯たんぽは、部分的に暖めることができます。ただし、使用する際は低温やけどに注意です。犬の毛が薄い胸元やお腹が赤くならないようにしましょう。

倒れて火事を起こす可能性がある種類のストーブやヒーターは、犬だけで留守番させるときには心配です。飼い主さんがいないときの使用は控えたほうがよいでしょう。

床を暖める暖房器具の種類

床を暖めるものとしては、床暖房ホットカーペットがあります。ホットカーペットの上に置いた布団にこもる犬は脱水することがありますので、犬の様子をよく見てあげるようにしましょう。

また、暑くなったら犬が自分で移動できるように、カーペットの設置場所はハウスの外にしましょう。

上記などの暖房器具のほか、洋服や布団、日光浴も大切な役割を果たしますので、ぜひ寒さ対策に取り入れてみてくださいね。

犬にはこたつは不向き

こたつの中で暖まるのが好きな犬もいるかもしれませんが、高温多湿のこたつの中で長時間過ごすと脱水しやすいです。脱水のほかにも、結膜炎やマラセチア皮膚炎、外耳炎などの病気になる恐れもあるので、こたつは犬にはおすすめできません。

暖房器具を使う際はイタズラ防止策も!

見つめる犬
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
冬は暖房器具など電化製品のコードが増えると思います。コードを噛じってしまうと感電の恐れなどがあり大変危ないので、犬が噛じらないようにカバーをつけるなど対策をしましょう。

犬のいる部屋での暖め方のポイント

床暖房でくつろぐウェルシュ・コーギー・ペンブローク
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
犬それぞれで適切な暖め方は変わります。また、部屋の立地、間取り、材質によっても変わると思います。

寒いと犬の免疫力が下がりますし、暖かすぎても呼吸器循環器に負担がかかるコもいるので、暖める手段を個々に組み合わせて快適に過ごせるように工夫する必要があるでしょう。

ちなみに、熱は上に移動するので、意外と床は冷たいことが多いです。動物は下で生活しているので、思ったよりも冷えています。頭(上)は涼しく、体(下)が暖かいほうが快適に過ごせるので、暖房器具を使用する際は意識してあげてください。

空気を循環させて室温を一定にするために、サーキュレーターなどを使用するのもよいでしょう。

布団でまったりするチワワ
いぬのきもち投稿写真ギャラリー
部屋が寒くないか、暖かくなりすぎていないか…暖房器具を使用する際は、犬が快適に過ごせているかを確認しながら使うようにしましょう!

『いぬのきもちWEB MAGAZINEアンケート 愛犬の留守番に関するアンケートvol.02』
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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