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「1匹でも多くの命を救いたい」と迎えた保護子犬→家族になって約5カ月、成長を実感する毎日だった
犬を家族に迎える方法はいろいろあります。なかには「保護犬を迎えたい」と心に強く決めている人も。
Instagramユーザーの@hanatora_familyさんも、夫婦で保護犬・はなちゃん(現在推定生後8カ月)を家族に迎えました。いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、はなちゃんとの出会いのエピソードなどについて、飼い主さんにお話を伺いました。
はなちゃんの姿を見て運命を感じた
動物関係の学校に通っていたときに、繁殖犬の実態を目の当たりにしたという飼い主さん。「1匹でも多くの命を救いたい」と、自分が犬を飼うときは保護犬を迎えると決めていたのだとか。
ただ、保護犬を家族に迎えるために準備を始めてみたものの、なかなかうまくいかないこともあったといいます。
飼い主さん:
「私たちは若い夫婦で共働きということもあり、いくつかのボランティアさんからお断りされてしまいました。その後も探し続け、やっと譲渡をしていただける団体さんを見つけることができたんです」
ご夫婦は、その団体のホームページに載っていたはなちゃん(当時推定生後3カ月)に惹かれ、車を3時間走らせ会いに行ったのだそうです。
飼い主さん:
「はなちゃんと対面したときにビビビっと運命を感じて、すぐにボランティアさんに『このコがいいです』と伝えました。 ボランティアさんも驚くほどの即決でしたね」
はなちゃんに強く惹かれたご夫婦は、2021年1月10日にはなちゃんを家族に迎え、念願だった犬との暮らしをスタートさせたのでした。
怖がりだけれど、慣れた人にはとことん甘えるところが可愛い!
一緒に暮らしてわかったはなちゃんの性格は、怖がりだということ。たとえば、車に乗ると発進する前からヨダレと鼻水がダラダラになってしまうこともあるのだそうです。
そんな一面もあるけれど、いろんなことに慣れてくると、はなちゃんの「素の部分」が見られるといいます。
飼い主さん:
「私たち夫婦や慣れた人に対しては、おもちゃを持ってきて『遊ぼ!』と催促してきます。外出先から帰ってきたときなどは、押し倒す勢いで飛びかかって、顔舐め攻撃をしてきたりも。他人には見せない甘えん坊なところが、はなちゃんの魅力だと思います」
はなちゃんの成長を実感する日々
朝と夜の散歩に行ったり、空いている時間は家ではなちゃんとたくさん遊んだり、休日は少し遠くに散歩してみたり。ご夫婦は、 はなちゃんを迎えてから毎日が充実していると話します。
そして一緒に過ごすなかで、はなちゃんの成長を日々感じるといいます。
飼い主さん:
「先日ドッグランに行ったときに、はなちゃんは最初は入るのを躊躇していましたが、だんだんと他の犬にも慣れてきて、帰り際には自分から他の犬と遊ぶような素振りを見せていました。
また、はなちゃんをケージから出したままお風呂に入っていたことがあったのですが、出てきたらティッシュが散らかり、リモコンがボロボロになっていたときには思わず笑ってしまいました(笑) 以前はソファの上に置いておけば届かなかったのに、いつの間にか届くようになったようです」
やんちゃ盛りでもあるはなちゃん。飼い主さんご夫婦のもとで、さまざまな経験をしているようです。
はなちゃんにたくさんの経験をさせてあげたい
はなちゃんと家族になって約5カ月が経過します。はなちゃんへの思いを聞いてみると、飼い主さんはこのように話してくれました。
飼い主さん:
「平日の日中はお留守番で、はなちゃんには寂しく退屈な思いをさせてしまっているので、休日にはいろんなところにお出かけして、たくさんの経験をさせてあげたいです。苦手が多いより、好きが多いほうがはなちゃん自身も楽しいと思うので。少しずついろんなものに慣れていってほしいと思います」
飼い主さんご夫婦のもとで、すくすくと成長しているはなちゃん。最近、飼い主さんの家には保護猫・虎吉くんも家族に加わり、ますます賑やかになったようです。これからもみんなで楽しい日々を過ごしていってほしいですね!
はなちゃんたちの成長の様子は、ぜひInstagramでもチェックしてみてください。
写真提供・取材協力/@hanatora_familyさん
取材・文/雨宮カイ
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