犬が好き
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「1匹でも多くの命を救いたい」と迎えた保護子犬→家族になって約5カ月、成長を実感する毎日だった
はなちゃんの姿を見て運命を感じた
ただ、保護犬を家族に迎えるために準備を始めてみたものの、なかなかうまくいかないこともあったといいます。
「私たちは若い夫婦で共働きということもあり、いくつかのボランティアさんからお断りされてしまいました。その後も探し続け、やっと譲渡をしていただける団体さんを見つけることができたんです」
ご夫婦は、その団体のホームページに載っていたはなちゃん(当時推定生後3カ月)に惹かれ、車を3時間走らせ会いに行ったのだそうです。
「はなちゃんと対面したときにビビビっと運命を感じて、すぐにボランティアさんに『このコがいいです』と伝えました。 ボランティアさんも驚くほどの即決でしたね」
はなちゃんに強く惹かれたご夫婦は、2021年1月10日にはなちゃんを家族に迎え、念願だった犬との暮らしをスタートさせたのでした。
怖がりだけれど、慣れた人にはとことん甘えるところが可愛い!
そんな一面もあるけれど、いろんなことに慣れてくると、はなちゃんの「素の部分」が見られるといいます。
「私たち夫婦や慣れた人に対しては、おもちゃを持ってきて『遊ぼ!』と催促してきます。外出先から帰ってきたときなどは、押し倒す勢いで飛びかかって、顔舐め攻撃をしてきたりも。他人には見せない甘えん坊なところが、はなちゃんの魅力だと思います」
はなちゃんの成長を実感する日々
そして一緒に過ごすなかで、はなちゃんの成長を日々感じるといいます。
「先日ドッグランに行ったときに、はなちゃんは最初は入るのを躊躇していましたが、だんだんと他の犬にも慣れてきて、帰り際には自分から他の犬と遊ぶような素振りを見せていました。
また、はなちゃんをケージから出したままお風呂に入っていたことがあったのですが、出てきたらティッシュが散らかり、リモコンがボロボロになっていたときには思わず笑ってしまいました(笑) 以前はソファの上に置いておけば届かなかったのに、いつの間にか届くようになったようです」
はなちゃんにたくさんの経験をさせてあげたい
飼い主さん:
「平日の日中はお留守番で、はなちゃんには寂しく退屈な思いをさせてしまっているので、休日にはいろんなところにお出かけして、たくさんの経験をさせてあげたいです。苦手が多いより、好きが多いほうがはなちゃん自身も楽しいと思うので。少しずついろんなものに慣れていってほしいと思います」
取材・文/雨宮カイ
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