犬と暮らす
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飼い主の配慮の必要性も。「周囲に迷惑をかける可能性のある」犬の行動
この記事では、「周囲に迷惑をかける可能性のある犬の行動」について、いぬのきもち獣医師相談室の獣医師が解説します。
周囲に迷惑をかける可能性のある犬の行動は?
「犬のある行動を見て『困った行動だ』と思うことがあるかもしれませんが、犬は犬としての行動を自然にしているだけなので、『迷惑をかけていると思う』『迷惑をかけられたと思う』のは、人の判断です。
犬との共生では、犬だけが悪いと思って犬の行動だけを修正するのではなく、まずは飼い主さんが学習する必要があるでしょう。
たとえば、犬が他人に近づいて飛びかかるといった行動は、周囲の人に迷惑をかけてしまう可能性があります。これは犬の困った行動のように見えるかもしれませんが、飼い主さんが犬を近づけたことによって起こるものです」
「その可能性もあるでしょう。相手が犬が苦手な人かもしれませんし、犬が嫌いでなくてもアレルギーを持っていることもあるので、配慮する必要があるでしょう」
愛犬の散歩の際など、飼い主さんが周囲に対して配慮したいことは?
「誰もが自分と同じ感覚や気持ちであるとは限りません。いろいろな人がいることを飼い主さんが学習しましょう。
愛犬とは一緒にチームを組むイメージでいるとよいと思います。どうやって他の人と関わっていくかを、飼い主さんも愛犬と一緒に学びましょう。
また、犬の散歩の際は、何かあったときのために飼い主さんがすぐに愛犬をコントロールできる状態にしておくことも大切です。
リードを長くしすぎない、ノーリードで散歩させないなど、飼い主さんが十分に配慮しましょう」
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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