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<PR>【愛犬のための寄生虫対策!第3回】見えているのは5%だけ…子犬期から注意したい『ノミの世界』を解説!

ノミは公園や庭、歩道など、普段の生活圏内で寄生したり、飼い主さんの衣服や靴にくっついたりして持ち込まれることもあります。そして、1匹見つけたら他にもいることが予測され、驚くべき繁殖力であっという間に増える、愛犬にとっても人にとっても非常に厄介でおそろしい寄生虫です。
「うちのコはまだ小さいし、散歩も遠くへ行かない」とお考えの子犬の飼い主さんも、十分注意が必要です。
また、犬に寄生して吸血する成虫の生息割合は5%ほどと言われており、それ以外の95%は、卵や幼虫、サナギの状態で潜んでいます※。つまり、目に見えているノミ成虫の約20倍もが卵や幼虫、サナギとして環境中に潜んでいるのです。
そこで今回は、ノミがどれほどのスピードで増え、広がっていくのかを図でわかりやすくご紹介します。“見えない脅威”を知ることで、愛犬を守る一歩を踏み出しましょう。
※参考:Beugnet F, et al. Porphyre T, Sabatier P, Chalvet-Monfray K. Use of a mathematical model to study the dynamics of Ctenocephalides felis populations in the home environment and the impact of various control measures. Parasite. 2004 Dec;11(4):387-99.
あっという間に繁殖!ノミのライフサイクル
ノミのライフサイクルは条件次第で【最大180日】にも!

ノミは13℃を超えると発育を開始し、寄生から24~48時間で産卵を開始します。一回の産卵数は数十個で、一生の間に1000個以上の卵を産むケースもあります。産んだ卵は犬の体から床に落ちます。
《幼虫》
温度や湿度の条件が整うと、卵が孵化して幼虫になります。幼虫は、カーペットや家具の隙間など、暗く湿った場所を好み、床に落ちた動物のフケや食べ残し、ノミの成虫の糞などを食べて成長します。
《サナギ》
幼虫は繭を作ってサナギになり、羽化の機会を待ちます。
≪成虫≫
温度などの条件が整うと羽化して成虫になりますが、サナギの状態で数ヵ月間留まることも。サナギは動物の体温、二酸化炭素、振動などに反応して羽化、成虫となり、犬に寄生します。
ノミは「見つけてからでは遅い」から!徹底した対策を!

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