犬と暮らす
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犬にとっていらないしつけとは? 完璧でなくてよいしつけ一覧
そこで今回は、獣医師の藤本聖香先生に、完璧でなくてもいいしつけについて話を聞きました。
美しい「オスワリ」や「フセ」
両足がそろっていなかったり、足が横に出ていたりするのが気になる飼い主さんもいるかもしれませんが、形にこだわる必要はありません。オスワリはお尻、フセはおなかが床についていて、一定時間キープできればOKです。
ただし犬の競技会の一部では、オスワリやフセの姿勢の美しさが問われるため、しつけが必要になることがあります。
また、ドッグダンスの基本として教える必要があることも。
ぴったりつけて歩かせる
愛犬が前を向いて歩いてもリードを引っ張らず、飼い主さんがコントロールできるのであれば、安全は守れます。
しかし交通量の多い場所を散歩する場合や、街中などにおでかけすることが多い場合は、横にぴったりついて歩くことを教えておいたほうが、アクシデントから身を守りやすくなるでしょう。
いっさい吠えさせない
ただ、呼吸器や心臓に疾患のある犬の場合、吠え続けると症状が悪化するおそれがあります。病気の具合によっては、吠え続けさせないようなしつけが必要な場合もあります。
室内での排泄
ただ、毎日散歩に連れていけたり自宅前や庭などの外に出せたりできて、愛犬の健康に問題がない場合は、大きな問題にはなりにくいでしょう。
愛犬が毎日5時間以上の留守番をしたり、災害時などで飼い主さんが散歩に行けなくなる可能性がある場合は、膀胱炎などの防止のために教えておきましょう。
参考/「いぬのきもち」2025年5月号『“できない”をがんばるより“必要”に時間を使おう じつは!いらないしつけ』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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