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犬の慢性腎臓病とフード選び~症状と対策・食事療法

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犬の死亡原因の上位にあるのが、慢性腎臓病です。腎臓は、さまざまな役割のある大切な器官。加齢などによって、機能が低下することで引き起こされる慢性腎臓病は、完治ができません。フード選びのほか、肥満などにも気を付けながら、できるだけ早期発見を!

できるだけ早期に発見して 寿命を延ばしたい

 腎臓は、血液をろ過して不必要な物質をオシッコにする器官です。血圧などを調節するホルモンの分泌や、肝臓とともにビタミンDを活性化する役割も、担っています。この機能がうまくはたらかなくなり、血液の中に老廃物がたまったりする状態を、腎不全といいます。急性のものもありますが、加齢とともに腎臓の機能が低下してきて、腎不全が起こる慢性腎臓病が高齢の動物に多くみられ、犬や猫の死亡原因の上位を占めます。
 腎臓の機能が落ちてきても、しばらくは症状が出ない一方、完治させることができない病気です。高齢期になったら、血液検査で早期発見し、悪化を遅らせたいものです。

栄養素が調整された療法食を しっかり食べさせたい

 腎臓の機能が低下すると、尿を充分に濃縮することができなくなるため、オシッコの量や回数が増え、水を大量に飲むようになります。このため、高齢の犬が水をたくさん飲むようになったら、動物病院で相談しましょう。
 慢性腎臓病と診断されたら、血液中に老廃物が増えるのを防ぎ、腎不全を進行させないように、栄養素を調整した療法食で延命をはかります。フードの切り替えは、療法食を拒否しないように、1〜4週間かけてゆっくり行いましょう。食欲不振になる場合も多いのですが、エネルギーはしっかりとらなければならないので、食事を温めるなどして嗜好性を高めましょう。
 体内の水分が不足するため、いつでも水が飲めるようにしておくことが大切です。飲み水は複数の場所に用意しましょう。

引用元:いぬのきもち『愛犬の栄養学事典』

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