愛犬が何を「キライ」か、しっかり把握できていますか? 犬のキライをそのままにしておくと、余計に苦手意識が強まることがあるため注意が必要です。
そこで今回は、犬がキライなものや苦手なタイプについて、獣医師の増田宏司先生に教えていただきました。
犬は「脅威と感じるもの」や「正体がわからないもの」がキライ
犬は平和を愛するため、自分や飼い主さんの安心・安全を脅かす、本能的に脅威を感じるものを嫌います。雷など、正体がわからず自分では対処できないものも苦手です。また、イヤな経験と結びついているものも避ける傾向があります。
犬がキライなもの1:威圧感を覚える人・せわしない人
犬は声が低く、がっしりした体格の人は威圧的に感じるため、苦手になりがちです。また、動きがせわしなくて次の行動が予測できない人も、苦手に感じる傾向があります。
家族やよく会ういぬ友などにこのタイプの人がいるなら、手からおやつを与えてもらって、好感度を徐々に高めることで克服させるとよいでしょう。
犬がキライなもの2:表情がわかりにくい犬・社会化不足の犬
毛が長くて表情がわかりにくい、しっぽが短いなど、気持ちを読みとりにくい犬は苦手がられる傾向があります。また、社会化不足で犬同士の接し方に慣れていない犬は、互いの距離感をはかりづらいため、苦手がられることが多いです。
友だち犬や散歩中に会う犬でこのタイプがいる場合は無理に近づけず、相手の犬の姿を見せながら、愛犬に手からおやつを与えてゆっくり慣れさせてみてください。
愛犬の「キライ」を増やさないためにも、スキ・キライの傾向を把握しておくことは大切です。愛犬が嫌がるそぶりを見せたら無理に近づけず、少しでも苦手意識が薄まるよう、飼い主さんがフォローしてあげましょう。
お話を伺った先生/増田宏司先生(獣医師 博士(獣医学) 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授)
参考/「いぬのきもち」2026年1月号『愛犬のスキ・キライを知れば2026年はもっと仲よくなれます♡』
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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