シャンプーの裏ワザ
愛犬をシャンプーするときは、2度洗いが基本!愛犬の被毛をしっかりと水で濡らし、お湯に溶いたシャンプー液で2度洗いましょう。最後はシャワーで、地肌からしっかりと泡を洗い流してください。
裏ワザ①|リンス水で時短!
リンス水で濡らしたあとにブラッシングして、抜け毛を落としましょう。そのあとはいつもどおりシャンプーを行ってください。そうすると無駄な抜け毛がなくなるので、ドライの時間も短縮されるでしょう。
裏ワザ②|水を嫌がる子にはシャワーヘッドなしで!
シャワーの音や水の飛び散りが苦手な犬は、シャワーが苦手で手こずることもあるでしょう。そんなときはシャワーヘッドを外して洗うってみてください。水の飛び散りも少なく、スムーズに洗えます。もしシャワーヘッドが取り外せない場合は、100円ショップでも購入できる「泡立てネット」をヘッドに当てると水しぶきが上がらず音も出にくいので、犬も嫌がらずに洗えますよ。
裏ワザ③|頭や顔は後ろから!
中には、頭や顔に水がかかるのを嫌がる犬もいますよね。そんなときは、頭部からシャワーヘッドを近づけると、直接は水がかからないので嫌がらずに洗えます。もしくはアゴを持ち上げると、鼻にお湯が入るのも防げますよ。
ドライの裏ワザ
シャンプー後はしっかりとタオルドライをしてから、ドライヤーを20〜30cm離して被毛の根本から乾かしましょう。ドライヤーの風や音が苦手な犬はドライもなかなか大変ですが、自然乾燥にしてしまうと皮膚炎などの原因になってしまいます。嫌がる愛犬を見るとやや心苦しいですが、しっかりと乾かしましょう!
裏ワザ①|高い場所でドライ
犬によっては、高い場所にのせると落ち着きやすくなることがあります。その際は、すべり止めのタオルを敷くのを忘れずに。
裏ワザ②|ドライヤーを徐々に近づける
少し遠い位置からドライヤーを当て始め、徐々に近づけてみてください。いきなり熱風が当たらないので、犬の嫌悪感も少なくなるでしょう。
裏ワザ③|目と耳にタオルをかける
タオルで視界と音を防ぐことで、大人しくなることがあります。ただし、口や鼻を塞がないように注意してください。
裏ワザ④|キッチンペーパーで仕上げ
キッチンペーパーは、顔周りや足先など細かい部分に残った水分を拭き取るのに便利です。体に残った水分を吸い取ることができ、時短にもつながります。
ブラッシングの裏ワザ
中・長毛種は、スリッカーブラシで毛の根本からとかします。しかし力が入りすぎてピン先が皮膚に当たってしまうこともあるため、ブラッシングを嫌がる犬も多いようです。
裏ワザ①|手の平にのせながらとかす
毛束を手のひらにのせてとかすとピン先が犬の皮膚に当たらないので、犬も嫌がらずにスムーズにブラッシングできます。
裏ワザ②|静電気バンドを使う。
飼い主さんが静電気バンドをつけておくだけで、ブラッシング中の嫌な静電気を防ぐことができます。冬場は必須品ですね。
愛犬のお手入れも、大事なスキンシップの一つです。愛犬が嫌がらないよう裏ワザを活用して、お手入れの時間も楽しく過ごしてくださいね!
出典/「いぬのきもち」17年1月号『愛犬のお世話の裏ワザ大全』(監修:トリミングサロン
HONDEHOK運営 トリマー 二村陽子先生)
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。